オリンピック代表内定組の実力

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決勝:スプリントキングの底力

出走メンバー

新田祐大(Dream Seeker Racing Team)
中野慎詞(Dream Seeker Racing Team)
深谷知広(Dream Seeker Racing Team)
河端朋之(JPC)
松井宏佑(JPCA)
脇本雄太(チームブリヂストンサイクリング)

レースは河端、深谷、脇本、新田、中野、松井の順で周回を重ねていく。

残り2周半でペーサーが退避し、深谷がバンクの上部に上がると隊列はバラバラに。深谷は残り2周を切ると先頭へ一人抜け出す。

その後ろからは脇本と松井が位置を上げてくる。

残り1周半で加速して仕掛けた脇本が先頭に出ると脇本の後輪に飛びついた深谷、そして3番手には河端、松井、新田、中野の順で最終周回へ。

新田は前に壁が出来るような形で前に出ることが出来ずに残り半周。

位置関係が変わらずに脇本が最終ストレートへ入るが、外からは深谷が並びかける。

最後は脇本を追い込み深谷が僅差の先着フィニッシュ。大会2日目のスプリントに加え、3日目の男子ケイリンも制し、今大会2冠目を手にした。

なお、深谷の優勝は2017年大会に次ぐ2回目。2位には脇本雄太。3位は河端朋之。新田は最後に追い上げるも4位となった。

男子ケイリン最終結果

優勝)深谷知広(Dream Seeker Racing Team)
2位)脇本雄太(チームブリヂストンサイクリング)
3位)河端朋之(JPCA)

勝因は…今回もアレ!?

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