2020年11月5日から8日にかけて、群馬県前橋市・ヤマダグリーンドーム前橋で開催の『2020(第89回) 全日本自転車競技選手権大会 トラック・レース(エリート・パラサイクリング)』。6日の2日目には女子スプリントの決勝までが実施された。この種目を制したのは自身初のスプリントタイトル獲得となった太田りゆ。
女子にエントリーしたのはナショナルチームの選手たちを中心とする6人。東京オリンピック代表内定で前年チャンピオンの小林優香(Dream Seeker Racing Team)、前年は決勝で小林に敗れた太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング)、ナショナルBチームに所属する梅川風子(JPCA)、同じくナショナルBチームに所属する佐藤水菜(JPCA)、松井優佳(鹿児島 同志社大学)、金田舞夏(福岡 祐誠高校)が出場した。
予選:太田が唯一の10秒台を記録しトップで通過
予選は200mの助走をつけたタイムトライアル。6人中上位4人が準決勝へと駒を進めることが出来る。
以下は予選の結果
(以下、予選敗退)
5位)松井優佳:11秒927
6位)金田舞夏:11秒977
予選後 スプリント対戦
予選のあとは1対1の戦い。1周335mのトラックを2周して先着を競う。今大会の勝ち上がりは出場人数が少ないため準決勝→決勝/3位決定戦の順。準決勝は2本先取で決勝へ勝ち抜けとなる。勝つのに必要なのはスピードだけでなく相手との駆け引き、ダッシュするタイミング、そして自分を信じる強靭な精神力など、スプリンターとしての総合的な能力が求められる。
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