日本勢がロシアで大暴れ 2019年6月

ロシア遠征

1st Round / Women's Keirin / GRAND PRIX OF MOSCOW 2019

日本ナショナルチーム短距離勢はロシアで開催された3つの国際大会(トゥーラGP2019/モスクワGP2019/サンクトペテルブルグGP2019)へ出場するため約2週間遠征。本大会にはデニス・ドミトリエフダリア・シュメレワのロシア勢、シモーナ・クルペツカイテ(リトアニア)など東欧の強豪選手たちも多数参加した。

脇本雄太がトゥーラGPでは短距離種目を総ナメし、モスクワGP2019では松井宏佑が男子ケイリンで国際大会初出場&初優勝。更には男子スプリント予選の200mFTTにて、河端朋之が9秒627を記録し男子エリートの日本記録を0.007秒更新。

また、小林優香がモスクワGP2019女子ケイリンにて元世界王者らを相手に2連覇、太田りゆもトゥーラGP2019にてスプリントとケイリンで銅メダル獲得など日本チームが大活躍。トラックワールドカップシーズンに向けて大きな自信を得た。

【動画】日本が大活躍のトゥーラGP&モスクワGP2019ムービー集

ヨーロピアンゲームス

MINSK, BELARUS - JUNE 27: Harrie Arnoldus Johannes Lavreysen and Jeffrey Joshua Gerardus Hoogland of Netherlands compete with Nils van 't Hoenderdaal in the Men's Team Sprint Qualifying / Qualifications during Day 7 of the 2nd European Games at the Minsk Arena Velodrome on June 27, 2019 in Minsk, Belarus. (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images

オリンピックと同様4年毎に開催されるヨーロピアンゲームス(通称:ユーロリンピック、ヨーロッパ競技大会)がベラルーシ・ミンスクにて開催。

世界選手権などで見かけるエース級選手から、今後活躍が期待される若手選手まで。”ミニヨーロッパ選手権”の如く、ハイレベルなレースが展開され、オランダ勢がほぼ全ての種目で存在感を示した。

オランダ勢がほぼ全種目でメダル獲得、ドミトリエフやグロら短期登録選手もメダリストに/第2回ヨーロピアンゲームス・短距離ダイジェスト

優勝確信も手を抜かず、キルステン・ウィルトがオムニアム圧倒/第2回ヨーロピアンゲームス・中長距離ダイジェスト

あの大物、実はまだU23 2019年7月

U23トラックヨーロッパ選手権

PODIO 500M DONNE U23 EUROPEI PISTA 5TH DAY 2019 DAR0506

その名の通り、U23版のヨーロッパ選手権。

短距離種目では男女両者共にエリートカテゴリーでも活躍を見せるハリー・ラブレイセン(オランダ)やセバスチャン・ビジエ(フランス)、マチルド・グロ(フランス)、リー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)らがメダルを獲得。

各国次世代の選手たちの活躍が目立つ結果となった。

ラブレイセン、グロらがメダルラッシュ/U23トラックヨーロッパ選手権2019

東京のその先にも光が 2019年8月

ジュニアトラック世界選手権

ドイツ・フランクフルトにて開催されたジュニアトラック世界選手権。日本ナショナルチームから出場した内野艶和が、世界選手権初出場ながらも2位以下に大差を付けてポイントレースで優勝。2024年パリオリンピックでの活躍も期待できる。

内野艶和がジュニア世界選手権で優勝、初出場の金メダル獲得/2019ジュニア世界選手権トラック