2019年11月1日〜3日にベラルーシ・ミンスクにて行われた2019-20 トラックワールドカップ第1戦。第1戦での各国のメダル獲得数は以下のようになった。
男子スプリントではオランダが表彰台を独占。男子短距離の全種目に加え、女子マディソンでもオランダが優勝しており、合計4つの金メダルを獲得。オランダの強さが際立った。
男子はオランダが表彰台を席巻、ボス&ブフリら銅メダル/男女チームスプリント・2019-2020トラックワールドカップ第1戦ベラルーシ
日本からは短距離で3選手のみの出場だった第1戦。東京オリンピックを目指す太田りゆはメダル獲得に至らなかったが、パリオリンピックを目指して経験値を積んでいる次世代のエース・松井宏佑が男子ケイリンで銅メダルを獲得するなど、想定外の好成績も。
松井宏佑がW杯デビュー戦でいきなりの銅メダル獲得/男子ケイリン・2019-2020トラックワールドカップ第1戦ベラルーシ
A first World Cup , a First medal , Good job Matsui san ! https://t.co/EeXinQipc6
— Benoit VETU #ブノワ・ベトゥ (@Bentrack1) November 2, 2019
今回日本からの出場がなかった中長距離種目では、男女チームパシュートにて日本新記録以上の記録が予選通過ラインとなっていたり、フィリポ・ガンナが1日に2度世界記録を更新するなど、世界の壁に改めて直面する大会となった。
1日に2度の世界記録更新、フィリポ・ガンナ(イタリア/チーム・イネオス)/男子個人パシュート・2019-2020トラックワールドカップ第1戦ベラルーシ
今週末11月8日(金)からは、早くも第2戦がイギリス・グラスゴーで行われる。短距離には第1戦の3人に深谷知広が合流、中長距離には今村駿介、梶原悠未、中村妃智が参戦。今後の展開にも引き続き注目だ。