大会2日目、3日目にかけて行われた『トラック世界選手権2019』女子スプリント。出場した選手は33人。日本からは小林優香が出場。ステファニー・モートン(オーストラリア)、リー・ワイジー(李慧詩)など実力者が揃った。

予選

まずは予選、助走をつけての200mタイムトライアル。33人中28人が予選を通過し、そのあとは勝ちあがりをかけて3周の先着を競うガチンコタイマンバトルが繰り広げられる。

予選タイムの目安は・・・

11秒4~11秒2:頑張って
11秒2~11秒フラット:もうちょっと
11秒フラット~10秒8:結構速い
10秒8~10秒6:ハンパない
10秒6以下:マジハンパない

小林優香のタイムは11秒181。日本記録である10秒814の自己ベストを持つものの、このレースでは11秒台となってしまった。しかし予選は24位で通過し、“ガチンコバトル”へと駒を進めた。

今大会で唯一「マジハンパない」に値する10秒546を記録し、予選1位通過を果たしたのはステファニー・モートン。2位は10秒662で李慧詩となった。

予選結果(PDF)

小林がハンセンと対戦

1本勝負の1回戦。小林の相手は日本のガールズケイリンに短期登録制度で戦う、お馴染みのナターシャ・ハンセン(ニュージーランド)。小林が前、ハンセンが後ろの形でレースは残り1周へ。

一気に加速して前に出たハンセンがそのまま先着して小林を下し、2回戦へと駒を進めた。

決勝