2026年6月、世界のトップスターが日本の競輪で無双する?
2026年6月から8月にかけて10節が実施される予定となっている「競輪ワールドシリーズ」。このレースには自転車トラック競技のトップランクで活躍する選手が男女それぞれ3人ずつ、合計6人が招聘され、レースに出走する。
本記事はその出場選手を紹介する記事。王者ハリー・ラブレイセンを射落とす選手として目される、マシュー・リチャードソンについてご紹介する。
招聘選手一覧:
ハリー・ラブレイセン
マシュー・リチャードソン
ジョセフ・トルーマン
ヘティ・ファンデヴォウ
マチルド・グロ
エリース・アンドリュース
マシュー・リチャードソン
| 英語表記 |
Matthew Richardson
|
| 国籍 |
オーストラリア→イギリス(パリオリンピック以降)
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| 生年月日 | 1999年4月17日 |
2026年4月で27歳となるマシュー・リチャードソン。イギリスの生まれだが9歳の頃に父親の仕事の都合でオーストラリアに引っ越したという背景もあり、パリオリンピック(2024年)以前はオーストラリアの選手として活動、現在はイギリスの選手として登録されている。
もともと体操の選手として注目されていたが、肘の怪我によりキャリアを断念。2019年、自転車トラック競技に転向したリチャードソンは、オーストラリア自転車競技連盟のポディウム・ポテンシャル・アカデミーに加入。ここからオーストラリア代表として国際大会に出場していくようになる。
| 2020世界選手権 | 1kmTT | – |
| スプリント | 18位 | |
| ケイリン | – | |
| チームスプリント | 3位 | |
| 2021東京オリンピック | スプリント | 22位 |
| ケイリン | 13位タイ | |
| チームスプリント | 4位 | |
| 2021世界選手権 | 1kmTT | – |
| スプリント | – | |
| ケイリン | – | |
| チームスプリント | – | |
| 2022世界選手権 | 1kmTT | – |
| スプリント | 2位 | |
| ケイリン | 8位 | |
| チームスプリント | 優勝 | |
| 2023世界選手権 | 1kmTT | – |
| スプリント | 5位 | |
| ケイリン | 2位 | |
| チームスプリント | 2位 | |
| 2024パリオリンピック | スプリント | 2位 |
| ケイリン | 2位 | |
| チームスプリント | 3位 | |
| 2024世界選手権 | 1kmTT | – |
| スプリント | – | |
| ケイリン | – | |
| チームスプリント | – | |
| 2025世界選手権 | 1kmTT | – |
| スプリント | 2位 | |
| ケイリン | 16位タイ | |
| チームスプリント | 2位 |
その成績は、2022年ごろから一気に飛躍。スプリントで銀メダル、チームスプリントで優勝するほか、その後の世界大会でも上位を争う選手に成長していく。
2025年には200mFTTの世界記録も樹立し、「世界で最も速く自転車で走れる選手」として名を刻んだ。
今や「ハリー・ラブレイセンの次に世界王者となるのは、きっとこの選手」と世界から期待されているリチャードソン。1999年生まれで、日本の代表選手である太田海也や中野慎詞とは同い年だ。その「ライバル関係」も含め、日本の競輪での走りに着目していきたい。
参考:https://www.olympics.com/ja/athletes/matthew-richardson
「競輪ワールドシリーズ」とは?
1982年より「国際競輪」としてスタート、2009年より「短期登録制度」として行われていたた外国人選手招聘レース。新型コロナウイルス感染症の影響などもあり2020年度以降中断されていたが、7年の時を経て復活する。
2026年6月より実施
「競輪ワールドシリーズ」として、2026年6月から8月にかけて10節が実施される予定の外国人選手招聘レース。男女それぞれ3名ずつが招聘され、男子は「G3又はF1」、女子は「F1」に出場することとなる。
2026年8月6日(木)〜9日(日)にかけては和歌山競輪場にて「ワールドサイクリスト支援競輪」が開催。女子選手はこの開催内で単発レースが行われる予定。
招聘選手一覧:
ハリー・ラブレイセン
マシュー・リチャードソン
ジョセフ・トルーマン
ヘティ・ファンデヴォウ
マチルド・グロ
エリース・アンドリュース