チームブリヂストンサイクリング対決を制したのは?

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チーム楽天Kドリームスが大会記録更新に挑む

女子のエントリーは楽天Kドリームスの1チームのみ。
昨年と同じく内野艶和、池田瑞紀、垣田真穂、水谷彩奈という編成。同じメンバーで前年打ち立てた大会記録(4分24秒189)を更新できるかが見所となった。

内野、池田、垣田は今シーズン海外での武者修行を行ない、大会直前に帰国したばかり。チームとしての練習はほとんど積めていない状況ではあるが、序盤から前年の記録を上回るタイムでラップを積み上げていく。

3km目前で水谷が離脱、3人体制となってからもタイムを落とすことなく、3人横並びで入ったフィニッシュのタイムは4分23秒026。

昨年の記録を1秒以上塗り替え、優勝に華を添えた。

順位 所属 選手名 決勝タイム
1位 チーム楽天Kドリームス 内野艶和
垣田真穂
池田瑞紀
水谷彩奈
4:23.026

リザルト

優勝:チーム楽天Kドリームス

池田瑞紀:このメンバーで走る機会も少ないですし、個人としてもチームパシュートのレースに出るのは『アジア選手権』以来、TTバイクに乗るのも(前日の練習が)すごく久々という状態でした。その中では、チームワーク含めて、うまく走れたなと思います。

垣田真穂:前日の練習ではうまく走ることができず、少し不安を抱えてのレースでしたが、思っていた以上に良い感触でビックリしました(笑)。久しぶりの日本でのレース、すごく楽しかったです。

水谷彩奈:(3km前での離脱となり)もうちょっと走れれば良かったのですが、先頭交代がうまくいかず、足を引っ張る形となってしまいました。予定とは違うところで離れてしまったので、次にこのチームで走る時は、もっと長く走れるように頑張りたいです。

内野艶和:チームで合わせる回数も少ないなかで大会記録を更新できたのは良かったですが、一人一人のポテンシャルはすごく高いチームだと思っているので、もっともっと良いタイムが出せると感じています。今後、練習で細かいところを詰めていって、さらに上を目指していきたいです。