例年、競輪選手や大学・クラブチームからも多数エントリーがある本大会。
競輪選手では森田一郎や村田祐樹らのほか、女子も豊岡英子がエントリーしている。
新田祐大が1kmTT&チームスプリントに!

エントリーリストのなかで一際目立つのが、新田祐大。1kmTTとチームスプリントへのエントリーがなされている。
2020年大会の1kmTTの覇者であり、今年の『2025全日本プロ選手権(全プロ)』でも優勝した新田祐大。

その走りはもちろん、走り終えた後の苦悶の表情にも定評がある。弟子である中石湊との対戦も含めて、注目が高まるところだ。
さらにチームスプリントでは、ナショナルBチームメンバーである三神遼矢、尾野翔一とのチームで出場予定。
新田はナショナルチームのジュニア・短距離アドバイザーも務めており、Bチームメンバーに話を聞くと、その指導がいかに重要かが良くわかる。
伊豆ベロドロームでは“教え子”たちとともにトレーニングに励む姿が目撃されており、仕上がりは万全の模様だ。
JIK(日本競輪選手養成所)からは7人がエントリー

競輪選手になるためのトレーニングを続ける傍ら、2024年大会では市田龍生都が1kmTTで、酒井亜樹が500mTTで金メダルを獲得するなど、計6つのメダルを獲得したJIK(日本競輪選手養成所)勢。
今年は、ナショナルチームメンバーを含む以下の7人が出場する。
選手名 | エントリー種目 |
高橋奏多 | スプリント、ケイリン |
兒島直樹 | エリミネーション、個人パシュート、スクラッチ、ポイントレース、オムニアム、マディソン |
松田祥位 | 1kmTT、エリミネーション、個人パシュート、スクラッチ、ポイントレース、オムニアム、マディソン |
吉川敬介 | スプリント、ケイリン |
伊藤京介 | スプリント、ケイリン |
小原乃亜 | スプリント、ケイリン |
川上いちご | スプリント |
ナショナルチーム所属の5人(高橋、兒島、松田、小原)に注目が集まるが、吉川敬介、伊藤京介は前年も日本大学のメンバーとして出場、川上いちごは第1回記録会でゴールデンキャップを獲得(吉川敬介・伊藤京介も同様)。今年も、青いジャージをまとった選手たちの活躍が見られるかもしれない。
見どころたっぷりの全日本選手権トラックは、8月22日よりスタート。
ぜひ、ご注目いただきたい。
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