2025年8月22日〜8月25日に伊豆ベロドロームで開催される『全日本選手権トラック』。
この記事では大会の基本情報のほか、一部発表された当日のイベントなどについて紹介していく。
第94回全日本自転車競技選手権大会トラックレース
開催日:2025年8月22日(金)〜8月25日(月)
開催地:伊豆ベロドローム(静岡県)
観戦情報:8月22日(金)、8月25日(月)は無料。8月23日(土)、8月24日(日)はエントランスにて1,000円(現金のみ/高校生までは全期間無料)
エリート実施種目(男女共通):
短距離 | スプリント ケイリン チームスプリント 1kmTT |
中長距離 | スクラッチ エリミネーション ポイントレース 個人パシュート オムニアム マディソン チームパシュート |
ジュニア、パラサイクリングの競技も実施予定。
群雄割拠の日本一決定戦
大会ポスター
文字通り、自転車トラック競技の「日本一」を決めるこの大会。
昨年はパリオリンピック直後の9月の開催で“凱旋大会”としても注目を集めたが、今年もナショナルチームメンバーは“フルメンバー”で出場予定。そのほか、例年競輪選手や学生、アマチュアの選手も参加している。
現時点ではエントリーリストは公開されていないが、現在ヨーロッパに活動の拠点を置く内野艶和、池田瑞紀、垣田真穂、梶原悠未も出場する見込み。
もちろん、山﨑賢人・佐藤水菜・窪木一茂という3人のアルカンシェルライダーのほか太田海也、中野慎詞、そして『ジャパントラックカップII』のケイリンで優勝した中石湊をはじめとしたBチームメンバーも出場が予定されている。
優勝者には栄光の「日本チャンピオンジャージ」が与えられることになるほか、今大会は10月にチリ・サンティアゴで開催される『世界選手権トラック』の選考レースも兼ねた大会となる。
どの選手が、世界への切符を手繰り寄せるのか。その点にも、ご注目いただきたい。
大会の模様は、「楽天Kドリームス公式にじいろ競輪TV」にてYouTube配信もされる予定。
イベント盛りだくさん!
この大会の見どころは、熱い真剣勝負が繰り広げられる競技だけにあらず。
公開されたポスターには、大会にあわせ開催される予定のさまざまなイベントも記載。
夏を感じさせるビジュアルのとおり、イベントも“夏休み”感たっぷりのラインナップとなっている。
プッシュアワード
スプリントの予選として実施される助走ありの200mTT(200mFTT)。スタート時、コーチが後ろから“プッシュ”していることをご存じだろうか。
今大会では、そのプッシュの技術を競うイベントが実施される。
“芸術点”で争われる予定となっているので、選手たちを支える美しいプッシュの数々をご覧いただきたい。
STRIDERトラックスタートチャレンジ
世界中で400万人以上の子どもたちに愛されているランニングバイク「STRIDER(ストライダー)」を使用したさまざまな催しも実施!
なんとトラック競技の選手との対決が予定されているほか、「5分耐久マッチ」や「バンク走行体験」も行われる。お子様にはピッタリ!
アニマルふれあい広場
『ジャパントラックカップ』でも好評だった動物とのふれあいコーナーも登場!20種類以上の動物とふれあえる予定。
※動物のコンディションにより内容の変更の可能性があるとのこと
水鉄砲でサバゲー
まさに夏休み。水鉄砲を使って安心してご参加いただける、サバイバルゲームフィールドも用意される予定。“ガチ勢”もお子様もぜひ。ただし、タオルや着替えは忘れずに!
グルメも充実
場内外では、キッチンカーやブースにて“伊豆ご当地グルメ”も多数楽しめる予定。さらにこちらもジャパントラックカップで限定販売された、ナショナルチーム栄養士監修の“アスリート飯”が再び販売される予定とのこと。
大会・イベント情報は引き続きご紹介します!
競技だけでなく、お子様からコアな競技ファンの方まで楽しめそうなイベントが盛りだくさんの『全日本選手権トラック』。
「More CADENCE」では、大会の見どころなどとあわせて、イベント情報も引き続きご紹介していく予定。
夏休みの締めくくり(?)として、ぜひ現地へご来場いただきたい。