三神遼矢 脚質はスプリント「ハードなレースほど向いている」

ケイリン6位 スプリント3位
Q:このメンバーでの3位、どうでしょうか?
本当は決勝まで行ってレイ・ホフマンと対戦したかったのですが、その前に中石に負けてしまって。3位になれたことは嬉しいですが、準決勝で負けたことは悔しいです。
Q:予選では9.85秒というタイムで2位となりましたが感触はいかがでしたか?
学生時代にこの場所で走っていて、このバンクを知っている有利さで2位という順位で上がれたと思います。ただ、競輪選手養成所に入る前よりも速いタイムで走れているので、自分の成長は感じています。本当はもっと良いタイムが良かったですが……
Q:なるほど。三神選手はスプリント向き?な脚質のように見えますが、実際のところどうでしょう?
スプリント向きの脚質かなとは思っています。スタートがまだ苦手なので、今後はその部分を強化して、チームスプリントもケイリンも走れるようにしていきたいなと思っています。

Q:たくさん走った後でも“死にそうな感じ”をあまり見ませんが、乳酸が溜まらないタイプでしょうか?
今回のスプリント準決勝2本目は、めちゃくちゃきつかったです。でも、筋繊維的にダメージが少ないタイプなのか、自分が出し切れてないのかわからないですが、スプリントはハードになればなるほど自分に向いてくると思います。スプリントは1日に何本も走りますから、その点では自分に有利だなと感じています。
ハードなのが好きなわけではないですけれど、心の持ちようというか、2本目3本目になっても大丈夫、と思える部分は強みだと思います。

5月末から6月にかけて行なわれた『ジャパントラックカップ』もハードなレーススケジュールとなった
実際『ジャパントラックカップ I』では、ケイリンで4本走って、その後スプリントがあり、合計10本以上走りました。周りはとても苦しそうでしたが、自分はまだちょっといけるかなっていう感じでした。でも出し切れていないだけかもしれないので、もっと練習を頑張ります。
小原乃亜 ラッキーも含めての優勝

ケイリン1位 スプリント3位
Q:ケイリンの優勝おめでとうございます。決勝は戦術などはありましたか?
コーチから、車間を空けて自分の走れる道を作っておけと言われていました。
Q:一瞬被されたと言いますか、進路が無くなったような時がありましたが、ヤバイと思いましたか?
ちょっと焦りました。その後に間が空いたので前に出て、2番手になることができたので、最後に追い込んでいこうと思ってレースをしていました。

Q:理想の展開ではなかったけれども、何とか勝ち切った、といったレースということですね?
はい。ラッキーな展開ではありました。不安があった中でも優勝が出来たので良かったです。

そして酒井亜樹からもコメントはもらっているが、その衝撃の内容は別記事にてご覧いただきたい。