マレーシア・ニライを舞台に開催中の『アジア選手権トラック2025』。
2日目に実施された男子チームパシュート決勝、日本が見事に金メダルを獲得したかと思われたが、降着となり最終結果は2位。
この種目、日本は3連覇中だったが、アジアのトップの座は韓国となった。
男子チームパシュート
前日21日の予選と1回戦では圧倒的な強さを見せ、日本チームは決勝に進出。決勝は韓国との対戦となった。
日本チームの布陣はチームパシュートでの国際大会初参加となった山本哲央から、窪木一茂に変更。
その他の3人は、前日と変わらず松田祥位、橋本英也、そして兒島直樹というメンバーでの出走。窪木はアンカーとしてメンバー変更となった。
韓国チームは前日に3分58秒775のタイムを記録したメンバーと同じ布陣で臨む。
レースがスタートすると、序盤からリードを得たのは日本チーム。
隊列を乱すことなく松田→橋本→兒島→窪木と安定した走りを見せていく。一方の韓国チームは中盤で隊列が崩壊し、日本チームに迫られる苦しい展開となった。
2kmを過ぎ、松田が隊列が離脱すると日本チームがペダルを踏みこみ韓国に追いつく。レースは中盤で決着がつき、日本チームが“追い抜き”勝利を遂げる形となった。
しかし、レース後に山本→窪木の変更を申請していなかったことが判明。申請不備となった日本チームは降着扱いとなり、最終結果は2位。圧倒的な実力を見せたが、銀メダルに留まる苦い結果となってしまった。
チーム | 選手名 | タイム | ||
1位 | 韓国 | ホン・スンミン パク・セングン キム・ヒョンセオ ミン・キョンホ |
Hong Seungmin Park Sanghoon Kim Hyeonseok Min Kyeongho |
OVL |
2位 | 日本 | 兒島直樹 山本哲央 松田祥位 橋本英也 山本哲央 |
REL | |
3位 | カザフスタン | イリヤ・カラブトフ マクシム・ホロシャーヴィン ディミトリ・ノスコフ アリシャー・ズマカン |
Ilya Karabutov Мaxim Khoroshavin Dmitriy Noskov Alisher Zhumakan |
3:59.215 |
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