短距離実施種目

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男子短距離

日本

小原佑太 OBARA Yuta, JPN, 寺崎浩平 TERASAKI Kohei, RKD, 1st round, Men's Sprint, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

日本からは山﨑賢人、小原佑太、寺崎浩平、長迫吉拓、中野慎詞、太田海也のフルメンバーが日本ナショナルチーム、チーム楽天Kドリームスよりエントリー。中野、太田にとっては初のネーションズカップ出場となる。

ネーションズカップ第1戦(インドネシア・ジャカルタ)派遣選手団発表

スター選手たちを擁する「強豪国」

オランダ

世界トップに君臨する絶対王者オランダ。

世界選手権のスプリントケイリンにて2連覇を達成中のハリー・ラブレイセン。1kmTT*を2連覇中のジェフリー・ホーフラント。男子短距離の個人3種目では、この2人によってアルカンシェルが独占されている。

※2023年のネーションズカップでは1kmTTは実施されない

ジェフリー・ホーフラント, HOOGLAND Jeffrey, NED,Final, Men's 1Km Time Trial, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France

ジェフリー・ホーフラント

そこにロイ・バンデンバーグが加わったチームスプリントでは、2021年の世界選手権にて優勝2022年には銀メダルを獲得。

ロイ・バンデンバーグ, van den BERG Roy, ハリー・ラブレイセン, LAVREYSEN Harrie, ジェフリー・ホーフラント, HOOGLAND Jeffrey, NED, Men's Team Sprint, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France

(左から)ジェフリー・ホーフラント、ロイ・バンデンバーグ、ハリー・ラブレイセン

さらに2022年の「ネーションズカップ」や「U23ヨーロッパ選手権」で成績を残している若手のタイマン・ファンルーンも加わり、弱くなる兆しが見当たらない。短距離全種目でメダル争いに絡んでくるだろう。

ロイ・バンデンバーグ van den BERG Roy, ジェフリー・ホーフラント HOOGLAND Jeffrey, サム・リグトレー LIGTLEE Sam, タイマン・ファンルーン van LOON Tijmen, NED - Netherlands, チョウ・ユー ZHOU Yu, ロア・ヨンチャ LUO Yongjia, リュウ・シ LIU Qi, CHN - People's Republic Of China A, ポール・シェパーツ SCHIPPERT Paul, シュテファン・ボティシャー BOTTICHER Stefan, マーク・ユルチック JURCZYK Marc, GER - Germany, Finals, Men's Team Sprint, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

(左から)タイマン・ファンルーン、サム・リグトレー、ロイ・バンデンバーグ、ジェフリー・ラブレイセン

『2021世界選手権トラック』のメダリスト一覧はコチラ

オーストラリア

その「王者オランダ」を、世界選手権のチームスプリントにてくだしたのがオーストラリアチーム。

レイ・ホフマン, HOFFMAN Leigh, マシュー・リチャードソン, RICHARDSON Matthew, トーマス・コーニッシュ, CORNISH Thomas, AUS, レイ・ホフマン, HOFFMAN Leigh, マシュー・リチャードソン, RICHARDSON Matthew, トーマス・コーニッシュ, CORNISH Thomas, AUS, Men's Team Sprint, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France

(左から)マシュー・グレーツァー、トーマス・コーニッシュ、マシュー・リチャードソン、レイ・ホフマン

このメンバーの中でも特に注目したいのが、若手のマシュー・リチャードソン。

世界選手権スプリントでは銀メダルと、ラブレイセンに対して「あと一歩」だったが、世界選手権後に実施された『2022 UCIトラックチャンピオンズリーグ』ではとうとうラブレイセンに打ち勝ち、総合優勝を果たしている。

熱狂を生んだ逆転劇 新チャンピオンはリチャードソン【短距離】&イムホフ【中距離】/『UCIトラックチャンピオンズリーグ』第5戦・ロンドン大会

コロンビア

ケビン・キンテロ QUINTERO CHAVARRO Kevin Santiago, COL, マシュー・リチャードソン RICHARDSON Matthew, AUS, シュテファン・ボティシャー BOTTICHER Stefan, GER, Men's Keirin, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

(左から)マシュー・リチャードソン、ケビン・キンテロ 、シュテファン・ボティシャー

ネーションズカップ第1戦には、コロンビアから男女合わせて4選手が出場する(いずれも短距離選手)。この4選手すべてが、2022シーズンのネーションズカップで複数のメダルを獲得しているのだから恐ろしい話だ。

特にケビン・キンテロは『2022ネーションズカップ第2戦』のケイリンにて、マシュー・リチャードソンを制して優勝となっている。

メダル8枚獲得!コロンビアの強さの秘密に迫る/ネーションズカップ第3戦・カリ(コロンビア)

フランス

セバスチャン・ビジエ, VIGIER Sebastien, FRA, Qualifying, Men's Sprint, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France

セバスチャン・ビジエ

フランスからは2022年のネーションズカップなどでメダルを獲得してきたライアン・エラル、セバスチャン・ビジエ、メルビン・ランデルニューらがエントリー。

フロリアン・グレンボ GRENGBO Florian, ライアン・エラル HELAL Rayan, セバスチャン・ビジエ VIGIER Sebastien, FRA - France 2, Men's Team Sprint, 2022 Track Nations Cup, Glasgow, Great Britain

(左から)ライアン・エラル、セバスチャン・ビジエ、グレゴリー・ボシェ(コーチ)、フロリアン・グレンボ

世界選手権9勝の経歴を持つグレゴリー・ボシェがコーチを務めるフランス短距離チーム。自国開催となる2024パリオリンピックに向け、どんな走りを見せてくれるのか要注目だ。

ネーションズカップ勢が活躍、女子中長距離では19歳が4冠達成/2022年フランス国内選手権 リザルト

ドイツ

シュテファン・ボティシャー, Stefan BÖTTICHER, GER, UCI Track Champions League, Round 4 London

シュテファン・ボティシャー

ドイツからは過去に短期登録選手として日本の競輪でも活躍したシュテファン・ボティシャーをはじめ、マキシミリアン・ドルンバッハやマーク・ユルチックなど、2022年のネーションズカップでメダルを獲得している選手がエントリー。

今大会では実施されない1kmTでも好成績を残している以上のメンバー。スプリント・ケイリン・チームスプリントのみのプログラムにて、その体力と気力を爆発させてくるかもしれない。

その他の注目選手

ジャック・カーリン(イギリス)

ジャック・カーリン CARLIN Jack, TIN, 小原佑太 OBARA Yuta, JPN, Quarterfinals, Men's Sprint, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada

(左)ジャック・カーリン(右)小原佑太

2022年の主な成績:

「世界選手権」チームスプリント3位
「ネーションズカップ第2戦」スプリント3位

サム・デイキン(ニュージーランド)

サム・デイキン, Sam Dakin(NZL)2023 Cambridge GP ケンブリッジGP

サム・デイキン(Cole McOnie Photography)

2022年の主な成績:

「ネーションズカップ第3戦」ケイリン3位

アジズルハスニ・アワン(マレーシア)

アジズルハスニ・アワン, Mohd Azizulhasni AWANG, MAS, UCI Track Champions League, Round 5 London

アジズルハスニ・アワン

東京2022オリンピックのケイリンで銀メダルを獲得して以降、しばらく国際大会に姿を見せていなかったアワン。というのも、心臓の手術のために戦線離脱していたのだった。2022年に手術を終え、2022シーズンラストイベントであるトラックチャンピオンズリーグにて競技に復帰。2023シーズンも無事に姿を見せてくれる。

主な成績:

東京2020オリンピック」ケイリン2位
「トラックチャンピオンズリーグ」出場

女子短距離

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