日本国内でも無料ダウンロード可能

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選手目線で高速レースにダイブ?

マシュー・リチャードソン Matthew Richardson, UCI Track Champions League, Round 1: Mallorca

2つ目の新機能は「Live Onboard Camera Feeds」。

2022年大会から、選手のバイクに搭載されたカメラのライブ映像が視聴できるようになったのだ。

日本国内では「SPEEDチャンネル」と「GCN+」にて大会のライブ放送を視聴できるが、本機能ではより近く、レースの真っ只中にいるような感覚を味わえる。

合わせて利用することで臨場感が倍増し、チャンピオンズリーグやトラック競技の魅力により引き込まれるだろう。

選手同士を比較し、より詳しく

マチルド・グロ Mathilde Gros of France, ロリーヌ・ファンリーセン Laurine van Riessen of The Netherlands, UCI Track Champions League, Round 2: Berlin

以上のようなライブ情報にアクセスできる機能に加え、本アプリはその他の興味深いサービスも提供している。

例えば「Riders Focus Mode」。

2人の選手を選択し、それぞれのパワーや心拍数、ケイデンスなどの平均・最大数値を横に並べて比較できる。

ロイ・バンデンバーグ Roy van den Berg (NED), ハリー・ラブレイセン Harrie Lavreysen (NED), ジュフリー・ホーフラント Jeffrey Hoogland (NED), マティエス・ブフリ Buchli Matthijs (NED),Men's Team Sprint Final AUGUST 3, 2021 - Cycling : during the Tokyo 2020 Olympic Games at the Izu Velodrome in Shizuoka, Japan. (Photo by Shutaro Mochizuki/AFLO)

(左から)ジェフリー・ホーフラント、ハリー・ラブレイセン、ロイ・バンデンバーグ、マティエス・ブフリ

例えば、かつて男子チームスプリントをオランダ代表として共に走ったマティエス・ブフリとジェフリー・ホーフラントを比較すると、最大パワー出力で700ワットの差があることなどが一目瞭然。

マティエス・ブフリはトラック短距離選手からロード選手へと転向した選手。競技や種目間での脚質の違いが伺える。気になる選手同士を比較してみるのに便利な機能だ。

応援機能で選手にエール?

ポーリン・グラボッシュ Pauline Grabosch of Germany, UCI Track Champions League, Round 2: Berlin

最後にご紹介するのが、選手にエールを送れる”応援機能”。

エールを送れると言ってもコメントなどを残せるのではなく、「Cheer rider」というボタンを押し、そのプッシュ数が表示されるというもの。SNSなどの「いいね」ボタンのようなものだ。

しかしこの「Cheer rider」ボタンは、連打が可能になっている。応援したい選手のボタンを可能な限りプッシュし続けることで、総プッシュ数がどんどん増加されていく。

第3ラウンドが実施された12月26日時点における総プッシュ数の第1位選手は、アイルランドのオーラ・ウォルシュで「67,175プッシュ」。

ほぼ無限に押せる”応援ボタン”。ぜひ気になる選手にエールを送ってみてはいかがだろうか。

その他本アプリでは、各ラウンドの結果や順位なども簡単に閲覧できる。無料でダウンロードし、2022年の最終ラウンドを存分に楽しんでいただきたい。

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