大会は最終週となる第3週目に。
ここまでチームユンボ・ヴィズマの強力なアシストと共に、個人総合首位を守ってきたプリモシュ・ログリッチ。
山岳〜個人TTでの戦いを経て、パリ・シャンゼリゼで幕を閉じたツール・ド・フランス2020の結果まとめをお届けする。
第1週目はコチラ↓
第2週目はコチラ↓
レースは2回目の休息日を経て第16ステージへ。
3級山岳の頂上ゴールとなった第16ステージだが、個人総合成績に大きな変動はないまま第17ステージへ。
第17ステージではコース前半は平坦基調なものの、後半からは超級山岳が2つ登場し、今大会最高峰の標高2304mがゴールとなる。レーススタート前にはエガン・ベルナルが膝の悪化により未出走。昨年大会覇者はここでレースを去った。
Aunque suene extraño he disfrutado cada Kilómetro que hecho sobre mi bicicleta por más doloroso que haya sido. Y lo he hecho con el mayor de los gustos porque es mi trabajo y mi pasión, he llevado mi cuerpo al límite pero llega un punto en el que este mismo me ha dicho basta. pic.twitter.com/tqidcGvxzU
— Egan Arley Bernal (@Eganbernal) September 16, 2020
レースは最後の難所であるロズ峠にて動く。ステージ優勝を果たしたミゲル・アンヘルロペス(アスタナ プロチーム)の後方では個人総合首位のログリッチvs新人賞首位、個人総合2位のタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)との争いに。ログリッチがステージ2位で先着し、ポガチャルとのリードを15秒広げた。
🇫🇷 #TDF2020
Rivals and friends 🇸🇮
The numbers one and two overall.
Photo: A.S.O. / Alex Broadway #ifeelsLOVEnia #ForOurB̷l̷a̷c̷k̷A̷n̷d̷Yellow pic.twitter.com/h8x9wIfLd6
— Team Visma | Lease a Bike (@vismaleaseabike) September 17, 2020
大会最後の山岳ステージとなった第18ステージでは、約30人程の逃げ集団から飛び出したイネオス・グレナディアーズのミハウ・クフィアトコフスキーとリチャル・カラパスがワンツーフィニッシュ。
This is for the team
This is for my family
This is for those fans, who never stop believing
This is something I will never forget
Thanks @RichardCarapazM, @INEOSGrenadiers pic.twitter.com/X5kLMozv7a— Michał Kwiatkowski (@kwiato) September 17, 2020
世界選手権などビッグレースで勝ち星を挙げてきたクフィアトコフスキーだったが、ここまではアシストに徹してきた。グランツールのステージ優勝は自身にとっては初。
第18、19ステージ共に総合順位に変動は無く、舞台は最後の戦いとなる第20ステージの個人タイムトライアルへ。