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スロベニア勢の新旧対決

第20ステージは36.2kmの個人タイムトライアル。コース後半には激坂が続く個人タイムトライアル。

レーススタート時は57秒のリードを持っていたログリッチだったが、終盤に逆転したポガチャルが1分21秒の差をつけステージ優勝。

第21ステージでは総合成績等の争いは行われない事から、この時点で事実上ポガチャルの個人総合優勝が確定した。

最終ステージとなる第21ステージは、スプリンター達にとっては絶対に勝ちたいパリ・シャンゼリゼ通りのスプリント争い。

ポイント賞首位のサム・ベネット(ドゥクーニンク・クイックステップ)が、世界トップスプリンター達の勝負を制し、ツール初出場で2回目のステージ優勝。これをもって大会は閉幕した。

終盤のタイムトライアルにおける逆転は1989年以来。ツール初出場のポガチャルは、ポイント賞を除く全ての賞を獲得。スロベニア人初のツール総合優勝、第二次世界大戦後では最年少の21歳で、この世界最高峰の自転車レースを制した。

ツール・ド・フランス2020 最終リザルトまとめ

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