単独でトップになると後続を突き放す
そして2周目の上りに入るとアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ)がメイン集団からアタック。1分ほど前には4人の逃げ集団が居たが、すぐにファンデルブレッヘンに追いつかれ、追い抜かれてしまう。
ファンデルブレッヘンのスピードについて行けない選手たちが次々と遅れていき、単独トップへと踊り出た。
![2018ロード世界選手権女子エリートロードレース単独トップのアンナ・ファンデルブレッヘン](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2018/09/8236e35e627ae253498add74dd005537.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
引用:UCI
その後もファンデルブレッヘンはペースを落とすことなく、更に後続を突き離す。最後の周回もトップで山を登りきり、最終的には2位になったアマンダ・スプラット(オーストラリア)に3分42秒の差をつけて単独フィニッシュ。自身初の女子エリートロードレースを制覇し、表彰台のトップを飾った。
2位はファンデルブレッヘンを単独で追ったスプラット、そして最後の表彰台争いは抜け出しに成功したタチアナ・グデルソ(イタリア)が3位という結果となった。
日本選手は與那嶺恵理が79位、金子広美と唐見実世子は完走できなかった。
女子エリートロードレース 最終結果
順位 | 名前 | 国 | タイム |
1 | アンナ・ファンデルブレッヘン | オランダ | 4:11:04 |
2 | アマンダ・スプラット | オーストラリア | +3:42 |
3 | タチアナ・グデルソ | イタリア | +5:26 |
79 | 與那嶺恵理 | 日本 | +20:47 |
金子広美 | 日本 | DNF | |
唐見実世子 | 日本 | DNF |
![2018ロード世界選手権女子エリートロードレース表彰台](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2018/09/e75ffb9a720a10d1ed9d1a010638f0aa.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
引用:UCI