単独でトップになると後続を突き放す

そして2周目の上りに入るとアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ)がメイン集団からアタック。1分ほど前には4人の逃げ集団が居たが、すぐにファンデルブレッヘンに追いつかれ、追い抜かれてしまう。

ファンデルブレッヘンのスピードについて行けない選手たちが次々と遅れていき、単独トップへと踊り出た。

2018ロード世界選手権女子エリートロードレース単独トップのアンナ・ファンデルブレッヘン

引用:UCI

その後もファンデルブレッヘンはペースを落とすことなく、更に後続を突き離す。最後の周回もトップで山を登りきり、最終的には2位になったアマンダ・スプラット(オーストラリア)に3分42秒の差をつけて単独フィニッシュ。自身初の女子エリートロードレースを制覇し、表彰台のトップを飾った。

2位はファンデルブレッヘンを単独で追ったスプラット、そして最後の表彰台争いは抜け出しに成功したタチアナ・グデルソ(イタリア)が3位という結果となった。

日本選手は與那嶺恵理が79位、金子広美と唐見実世子は完走できなかった。

女子エリートロードレース 最終結果

順位 名前 タイム
1 アンナ・ファンデルブレッヘン オランダ 4:11:04
2 アマンダ・スプラット オーストラリア +3:42
3 タチアナ・グデルソ イタリア +5:26
79 與那嶺恵理 日本 +20:47
金子広美 日本 DNF
唐見実世子 日本 DNF

女子エリートロードレース 全リザルト(PDF)

2018ロード世界選手権女子エリートロードレース表彰台

引用:UCI

「タイミングが早過ぎたかもと思ったが・・・」