苦渋の決断、日本開催のレース棄権に新城「なかなか諦められなかった」/ツアー・オブ・ジャパン 第4ステージレポート Teamユキヤ通信NO.33

新城幸也

顔の怪我を隠すためサングラスを着用しての記者会見となった新城

現在開催中のUCIアジアツアー『Tour of JAPAN ツアー・オブ・ジャパン』に参戦していた新城幸也選手が昨日行われた第3ステージで落車した。

スタート地点まで出走する意思

怪我の状態は左肩、肩峰(けんぽう)骨折・左目の上下裂傷・上唇の裂傷・上半身の擦過傷だったが、痛みが酷くないとのことだったため、本日のスタート地点まで、新城選手は出走することを考えていた。

新城幸也「自分にも、まだできることがある」裂傷、骨折するも第4ステージ走行の意思/ツアー・オブ・ジャパン 第3ステージレポート Teamユキヤ通信NO.32

しかし、当日はあいにくの雨。さらに左目の腫れが引かず、このままでは視界も心配という状況に、同行していたチームドクターから「この状況でレースを走らせるわけにはいかない。」と説得された。

監督やチームメイトとも相談し、最後は新城選手自身の判断で「これ以上チームに迷惑をかけることになってはいけない」と止むを得ず、第4ステージリタイアという苦渋の決断を下したのだった。

以下、新城選手のコメント。

新城幸也

第4ステージのスタート前に緊急記者会見を行った新城 photo Miwa IIJIMA

ツアー・オブ・ジャパンじゃなかったら、昨日リタイアしていた

ご心配をおかけしております。そして、楽しみにしていて下さった皆さん、ごめんなさい。

本当にギリギリまで迷いましたが、今日はスタートしないという判断をしました。ここでレースを去るのは本当に悔しいです。脚が元気なので、もしかしたら走れるのではないかと、なかなか諦められませんでした。

新城幸也

顔の怪我を隠すためサングラスを着用しての記者会見となった新城

もし、このレースがツアー・オブ・ジャパンじゃなかったら、昨日の時点でリタイヤしていました。しかし、この先のステージでも楽しみに待っていて下さる皆さんがいて、自分にもチームにも大きな優勝というチャンスがあるという思いから、ここまで悩みました。

まだまだツアー・オブ・ジャパンは続きますし、チームメイトが頑張っているので、引き続き、応援よろしくお願いします。

しっかり治療し、また元気に戻ってきます。

Text:飯島美和
Team ユキヤ通信 2018 №33 23,May ,2018 INABE JAPAN

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