2018年5月20日に大阪府堺市で開幕したツアー・オブ・ジャパン。三重県を舞台とする第3ステージで、新城幸也が執念の走りをみせた!

落車で顔面を負傷、血だらけで牽引

パレードスタートを終え、リアルスタートが切られた直後のことだった。落車が発生し、新城幸也(バーレーン・メリダ)や雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)らが巻き込まれ、新城は顔面左側を負傷し流血沙汰に。

すぐに処置をされたものの、新城はそのまま集団へ戻りレースを続行した。しかも周回ステージを8周のレースで、終盤の7周目に集団を牽引したというのだから、レースにかける気迫の凄まじさを感じる。

チームメイトのステージ優勝を導く

最終的にはチームメイトのグレガ・ボレがスプリント勝負を制し、ステージ優勝を果たした。新城の決死の牽引に、チームメイトがスプリントで答えたのだろう。明日からのステージに出場できるかは今の所不明だが、久しぶりの日本を舞台にしたレースで、新城選手のロードレースにかける覚悟を目の当たりにしたステージであったといえるだろう。

 

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