3月11日〜15日の5日間、全5ステージで行われるツール・ド・台湾で、第4ステージ終了時点で新城幸也が個人総合トップを獲得した。
第4ステージ開始時点で、個人総合トップのクラーク(アメリカ/ユナイテッドヘルスケア)は新城に2秒のリードを持っていた。首位を守ろうとするユナイテッドヘルスケアの集団ペースコントロールに、鈴木龍を中心に日本ナショナルチームも加わった。そのままのかたちで後半の勝負どころに突入。
登り区間で絞られた先頭グループに新城と雨澤毅明が残り、個人総合成績に影響のない2名を逃げ切らせた。登り勾配のゴールスプリントでは、雨澤のリードアウトを生かした新城が、集団トップの3位でゴールしボーナスタイム4秒を獲得。ステージ前とは逆にクラークに2秒のリードをつけて個人総合首位に立った。最終ステージではチームのベストを尽くし首位を守り切りたい。
ツール・ド・台湾 第4ステージ結果
南投県ステージ 166.56㎞
1位 BAYLY Cameron(オーストラリア/Bennelong SwissWellness 3h59m16s
2位 PIPER Cameron (アメリカ/ Team Illuminate +2s)
3位 新城幸也(Japan National Team)+6
…26位 雨澤毅明+11s
…46位 岡本隼+5m55
…83位 小野寺玲
…84位 鈴木龍 14m24s
完走100人/出走101人
第4ステージ終了時個人総合成績
1位 新城幸也 12h31m26s
2位 CLARKE Jonathan(オーストラリア/Unitedhealthcare)+0s
Text:浅田 顕