3月11日〜15日の5日間、全5ステージで行われるツール・ド・台湾に日本代表ナショナルチームが参戦している。

第3ステージは156.3㎞のコース。レースは序盤から形成された4名の逃げグループに対し、中盤の1級山岳でメイン集団のペースが上がり先頭グループが約30人に絞られた。先頭グループの中に新城幸也雨澤毅明が残り、レースを展開した。

岡本隼がスプリントを制し、2018ツール・ド・台湾の第1ステージ優勝

トラブルとミスで勝機逃すも、岡本隼が個人総合ポイント賞/2018ツール・ド・台湾レポート 第2ステージ

新城がステージ2位でゴール、個人総合でも2位に

それまでの総合トップの選手を置き去りにして、新城も含まれる16名の先頭グループがゴールを迎える。新城はゴールスプリントでは惜しくも2位、その時点で個人総合成績でも2位だったが、トップとの差はわずか2秒と僅差だ。

雨澤は登りを中心に良い動きをしたが、先頭グループには乗れず。1分14秒遅れの小グループでのゴールとなり個人総合23位につけた。明日の第4ステージは逆転のチャンスを狙うべくチームの結束を強めて臨みたい。

ツール・ド・台湾 第3ステージ結果

1位 AVILA VANEGAS Edwin(コロンビア/Israel Cycling Academy)3h49m33s
2位 新城幸也(Japan National Team)+0s
3位 CLARKE Jonathan(オーストラリア/Unitedhealthcare)+0s
…5位 中根英登(日本/Nippo Vini Fantini Europa Ovini)+0s
…21位 雨澤毅明+1m14s
…61位 岡本隼
…74位 鈴木龍
…82位 小野寺玲+13m14s
佐野淳哉は体調不良の為途中棄権
完走101人/出走110人

第3ステージ終了時個人総合成績

1位 CLARKE Jonathan(オーストラリア/Unitedhealthcare)8h32m06s
2位 新城幸也+2s
…7位 中根英登(日本/Nippo Vini Fantini Europa Ovini)+39s
…23位 雨澤毅明+1m53s

Text:浅田 顕

原文:http://jcf.or.jp/?p=58295