東京都が都内の中学2年生を対象に「トップアスリート発掘・育成事業」の第15期生を募集している。事業の対象競技はオリンピック競技でもある7競技で、自転車も含まれる。競技歴不問、募集期間は2023年5月8日まで。

トップアスリート発掘・育成事業

東京都ではオリンピックなどの国際大会で活躍する将来有望なジュニア選手を発掘し、育成・強化する「トップアスリート発掘・育成事業」を継続して実施している。2023年度に募集されるのは、この15期生。

育成対象となる競技はボート、レスリング、ウェイトリフティング、自転車(トラックロード)、ボクシング、アーチェリー、カヌーの7競技。

応募者は2023年5月から2024年1月にかけ3回の選考を実施。合格した約30人の中学生たちは、2024年度(中学3年生の年)の1年間で選択した競技やスポーツ教育などのプログラムを受ける。育成プログラム終了・高校進学後に本格的なトレーニングを開始する流れ。

募集期間

2023年4月3日(月)〜5月8日(月)※消印有効

郵送で応募

募集要項・申込用紙は都内の中学2年生に対し、中学を通じて配布している。WEBからもダウンロードが可能。

WEBから応募

申込フォームより応募可能。

そのほか詳細はスポーツTOKYOインフォメーションにてご確認を。

「キャリアの最初の一歩」として

池田瑞紀, 垣田真穂

東京都のものではないが、2023シーズンよりトラックナショナルチーム(エリート)に加入した垣田真穂池田瑞紀なども、タレント発掘事業によりキャリアをスタートした選手である。こういったプロジェクトを「キャリアの最初の一歩」として利用するのは良い方法のひとつだろう。

似た趣旨の事業としては「みしまジュニアスポーツアカデミー」「J-STARプロジェクト(ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト)」などがある。今回の事業は東京都・中学2年生が対象だが、対象外の方も自身の参加可能なタレント発掘事業を探してみると良いかもしれない。

新たな若手選手を発掘・育成「みしまジュニアスポーツアカデミー」の試み