「事前出場枠」獲得選手が決定

3/3 Page

中長距離・男子

ゲイビン・フーバー アメリカ
セバスチャン・モラ スペイン
ロイ・エイフティング オランダ
ミケーレ・スカレテッティーニ イタリア
ベンジャミン・トマ フランス
マティエス・ブフリ オランダ

事前出場枠を獲得した6選手のうち、ベンジャミン・トマとマティエス・ブフリの2人が大会初出場。

マティエス・ブフリ Buchli Matthijs (NED),Men's Team Sprint Qualifying AUGUST 3, 2021 - Cycling : during the Tokyo 2020 Olympic Games at the Izu Velodrome in Shizuoka, Japan. (Photo by Shutaro Mochizuki/AFLO)

唯一『2022世界選手権トラック』にエントリーしていないマティエス・ブフリは、トラック競技の短距離種目からロードレースに転向した異色の選手だ。日本の競輪にも単騎登録制度で出走している。

オリンピック金メダリスト マティエス・ブフリがロードレースに転向

 

中長距離・女子

UCIトラックチャンピオンズリーグ UCI TRACK CHAMPIONS LEAGUE 2022
ケイティ・アーチボルド イギリス
アニータ イボンヌ・ステンバーグ ノルウェー
ローラ・ケニー イギリス
マルティーナ・フィダンザ イタリア
ラケーレ・バルビエリ イタリア
内野艶和 日本

内野艶和(日本)

内野艶和, UCHINO Tsuyaka, RKD, 女子オムニアム, ジャパントラックカップⅠ, 伊豆ベロドローム

ジュニア時代に世界チャンピオンにもなった内野艶和。本年は『2022アジア選手権トラック』3冠達成も果たしている。今回事前出場枠を獲得し、UCIチャンピオンズリーグへの初出場を決めた。

6選手のうち半数が大会初出場者。『2022世界選手権トラック』には6選手全員が出場予定だ。

その他、オリンピックで通算5枚の金メダルを獲得してきたローラ・ケニーも初出場。2021年大会はテレビ中継を通して観戦したそうだ。そんな大会に出場できることが非常に楽しみ、とコメントしている。

大会リリース

参照:『UCIトラックチャンピオンズリーグ』「STANDINGS」

残りの12枠は?

短距離と同様に男女それぞれ全18枠のうち、6枠を埋める選手が決定。残るはそれぞれ12枠。

この12枠は、『2022世界選手権トラック』にて実施される以下4種目の表彰台を獲得した選手に与えられる。

オムニアム、ポイントレース、スクラッチ、エリミネーション

もし既に出場権を獲得している選手や、その他の同一選手が各4種目で表彰台を獲得した場合は、4位以降の上位選手から順次選抜されていく仕組みだ。

参照:『UCIトラックチャンピオンズリーグ』リリース(2022年10月11日)

まずは、『2022世界選手権トラック』!

Men's Sprint Finals for Gold 2nd Race / 2021 Track Cycling World Championships, Roubaix, LAVREYSEN Harrie(NED)ハリー・ラブレイセン

2022年11月12日に開幕する『2022 UCIトラックチャンピオンズリーグ』。その事前出場枠を獲得した選手を、大会公式サイトを参照しご紹介してきた。

しかしその1ヶ月前である本日(2022年10月12日)から『2022世界選手権トラック』が開幕する。

年に1大会しかない「世界一」を決める本大会に、まずは注目していただき、存分に楽しんでいただきたい。

そして、本記事でご紹介したUCIチャンピオンズリーグへの出場枠なども気にしながら、観戦いただければ幸いだ。

『2022世界選手権トラック』に関する記事はコチラ

『UCIトラックチャンピオンズリーグ』に関する記事はコチラ

テレビがないけど世界選手権が見たい!PC、スマホでトラック世界選手権を見る方法

トラック競技2021シーズンを振り返ろう!日本人選手「年間成績総まとめ」