2022年の開催日程
2022年の『UCIトラックチャンピオンズリーグ』は全5ラウンドが実施予定。各ラウンドそれぞれ1日で完結する日程となっている。
第1戦:スペイン・マヨルカ島(11月12日・土)
2007年にオープンし、「2007世界選手権トラック」を開催した6000人を収容する多目的スポーツ施設『Velòdrom Illes Balears』。2021年にトラックチャンピオンズリーグが初開催されたベロドローム。
第2戦:ドイツ・ベルリン(11月19日・土)
1997年にオープンした最大6000人を収容するベロドローム 。脇本雄太がケイリンで銀、梶原悠未がオムニアムで金メダルを獲得した「2020世界選手権トラック」の開催地。「Sixdayシリーズ」の開催地の1つとしても有名。その他の3会場とは異なり、今回初めてトラックチャンピオンズリーグの開催地に選ばれたベロドロームであり、UCIとDiscovery社が、8年間に渡るトラックチャンピオンズリーグの開催を合意決定した記念すべき場所でもある。
第3戦:フランス・パリ(11月26日・土)
「2015世界選手権トラック」、「2016ヨーロッパ選手権」を開催した『サン=カンタン=イブリーヌ』。「2018-19トラックワールドカップ第1戦」で脇本雄太が初のケイリン金メダルを獲った場所でもある。「2022世界選手権トラック」や「2024パリオリンピック」の会場にも選ばれている。なお2021年のトラックチャンピオンズリーグでは、第2戦の開催地となっていたものの、新型コロナウイルス等の影響で中止となってしまった。
第4, 5戦:イギリス・ロンドン(12月2, 3日・金, 土)
2012ロンドンオリンピックのために建設された『リーバレーベロパーク』は、「2016世界選手権トラック」も開催された場所。2021年と同じく12月の第1金・土曜日に、第4戦とフィナーレの第5戦が連日実施される。
招待枠は?賞金は?
合計5ラウンドが開催予定となっている2022年の『UCIトラックチャンピオンズリーグ』。
大会形式や賞金についても発表された。
出場者数
合計72人(各カテゴリーで、男女18人ずつ)
実施種目
短距離カテゴリー:スプリント、ケイリン
中長距離カテゴリー:エリミネーション、スクラッチ
賞金
・男女・全カテゴリーで同額の賞金
・各ラウンド・各種目において、10位以内にフィニッシュした選手が賞金を獲得。
・各ラウンド・各種目の優勝賞金は、 €1,000。
・全5ラウンド終了時には、各カテゴリーの総合優勝賞金が、€25,000を獲得。
仮に全ラウンドにて、全種目優勝すると、
1,000 ×(2種目×5ラウンド)+ 25,000 = €35,000(約500万円)、という計算になる。
特別リーダージャージも
各ラウンド終了時、それぞれのカテゴリーにて最も保有ポイントが高い選手に、大会特別デザインのリーダージャージが贈られる。
各リーダーは、獲得したリーダージャージを次のラウンドで着用しレースに出走。最終第5ラウンドで、このリーダージャージを手にするものが、総合優勝者という訳だ。