2020年12月5日〜6日にかけて千葉県千葉市・千葉公園にて開催される『第33回全日本自転車競技選手権大会マウンテンバイク(XCC / XCE)』。
本大会は「Urban MTB Festival in 千葉公園」のメインイベント。通常マウンテンバイクは山間部の未舗装路にてレースを行うが、今回は公園の特設コースにて行われる。しかし単なるイベントではなく、日本自転車競技連盟(JCF)主催の「公式」日本一決定戦だ。
出場予定者には、マウンテンバイク(MTB)アジア選手権10度の優勝を誇る山本幸平をはじめとする国内トップ選手たちが名を連ねている。
マウンテンバイク(MTB)って?
山道を自転車で走り遊ぶところからスタートしたマウンテンバイク。種目としては「マラソン」と呼ばれる長距離のタイムを競うものや、個人のタイムを競う「タイムトライアル」、短い周回路で行われる「ショートサーキット」、数人で交代して行う「チームリレー」などがある。
オリンピック種目となっているのは、全選手が一斉にスタートして着順を競う「クロスカントリー・オリンピック(XCO)」。本大会にエントリーしている山本選手は、オリンピックの同種目に代表内定している。
今回開催されるのは「クロスカントリー・ショートトラック(XCC)」と「クロスカントリー・エリミネーター(XCE)」。
クロスカントリー・ショートトラックは2km以下のコース周長で、20分から60分で行われるもの。クロスカントリー・エリミネーターは500mから1000mの、障害物が用意されたコースを走行する。
両方とも、短時間で行われるレース。観戦のハードルも低そうだ。
伊豆市「自転車競技(マウンテンバイク)について」
マウンテンバイク競技規定(PDF)
普段山間部のような比較的離れた地域でしか見ることのできないMTBレースを、アクセスしやすい都市型公園で観戦する大チャンス。