
ハイスピードレースの女子マディソン、無念のDNF
8月6日、東京オリンピック自転車トラック競技5日目。この日行われたオリンピック新種目女子マディソンに、梶原悠未・中村妃智の日本代表ペアが出場した。
ハイスピード展開
レースはスタート直後からイギリスがスピードを上げて集団を抜け出し、それを他のチームが追うことによってハイスピードな展開となった。そして10周に1回訪れるスプリント周回においても、イギリスは最初から攻めの姿勢を貫き、貪欲に1着通過を狙っていった。
ハイスピードな展開ゆえに起こる落車に巻き込まれるなど不運も重なり、なかなかイギリスの勢いは止められない。
そんな中、こうした展開についていけず周回遅れになってしまうチームも次第に増えてくる。
梶原悠未・中村妃智の日本チームもこれに含まれ、結局残り50周となる手前で、すでに2周の周回遅れとなっていた日本は、審判からレース除外を宣告されてしまった。
イギリスは最終スプリントでもその力を見せつけるように集団の先頭に躍り出て1着でフィニッシュ。まさに圧巻の完全勝利を飾った。
日本チームの成績はDNF(Did Not Finish=フィニッシュしなかった)で最下位の13位という結果だった。
出場選手からのメッセージ
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