2021年12月28日から開催される競輪界最大のイベント『KEIRINグランプリ』シリーズ。
本記事では、KEIRINグランプリの場外車券売場での購入方法をおさらいしていく。3日間に渡る、競輪界今年最後にして最大のイベント『KEIRINグランプリ』シリーズを、ぜひ車券の購入とともに楽しんでほしい。
車券を買う3つの方法
競輪の車券を購入する方法は大きく3つ。レースが開催される競輪場での購入。KEIRIN.jpや民間ポータルサイトといったインターネット、および電話での購入。そしてもう1つが「場外車券売場」での購入だ。
今回は、「場外車券売場」での車券購入方法とそのメリットについてご紹介する。
場外車券売場での購入方法
①近くの場外車券売場に行く
場外車券売場の利用は、近くに競輪場がない方におすすめ。全国には43場の競輪場があるが、地理的にアクセスしづらい方もいるだろう。より多くの人が競輪を楽しめるために、72箇所の場外車券売場が計34都道府県に配置されている。競輪場へアクセスしづらくても、場外車券売場は家の近くにあるかもしれない。
場外車券売場では車券が購入できるほか、的中させた際の払戻しも可能。またレース観戦用の大型モニターやレストランなどを併設している場所もあり、快適に競輪が楽しめる。
場外車券売場の入場料は基本的に無料となっているが、中には会員制の売場も存在する。以下のリンクから、近くの場外車券売場を見つけて各売場の公式サイトをチェックしてみよう。
場外車券売場(サテライト)一覧はこちら
②マークカードを記入
場外車券売場に着いたらまず、場内で配布されているマークカードにレースの予想を記入しよう。
カードに記入する際は「出走表」を見ながら予想を立てるのがおすすめ。選手の車番や枠番はもちろん、得意な決まり手や直近の成績、選手のコメントなどの重要情報を確認できる。出走表の見方をマスターすれば、むしろこれ無しでは予想なんてできない!というくらいの神ツールになるだろう。
出走表の見方については以下記事をチェック。
出走表の見方の次にマスターしたいのが「賭式」。
賭式は全部で7種類あり、それぞれ簡単な内容は以下の通り。
賭式の名称 | 内容 | 的中確率(9車立の場合) |
3連単 (車番3連勝単式) |
車番で1着〜3着までを順位も含めて予想する車券。 「1着はこの選手。2着はこの選手。3着はこの選手」 |
1/504 |
3連複 (車番3連勝複式) |
車番で上位3着に入る選手の組み合わせのみを予想する車券。 着順を的中させる必要はない。 「上位3着はこの3選手」 |
1/84 |
2連単 (車番2連勝単式) |
車番で1着〜2着までを着順も含めて予想する車券。 「1着はこの選手。2着はこの選手」 |
1/72 |
2連複 (車番2連勝複式) |
車番で上位2着に入る選手の組み合わせのみを予想する車券。 着順を的中させる必要はない。 「上位2着はこの2選手」 |
1/36 |
ワイド (拡大2連勝複式) |
3着までに入る選手を車番で2人選んで予想する車券。 着順の予想は不要で、3着までに入る選手の内の2人だけの予想で良い。 「この2選手が上位3着以内に入る」 |
1/12 |
2枠単 (枠番2連勝単式) |
車番ではなく「枠番」で1着〜2着までを着順も含めて予想する車券。 「1着はこの枠番の選手。2着はこの枠番の選手」 |
枠の入れ方によって変動 |
2枠複 (枠番2連勝複式) |
車番はなく「枠番」で上位2着に入る選手の組み合わせのみを予想する車券。 着順を的中させる必要はない。 「上位2着はこの枠番の選手とこの枠番の選手」 |
枠の入れ方によって変動 |
以上の7通りの賭式があり、的中確率が低ければ低いほど的中した場合の払戻し金額が大きくなる。とにかく大きな当たりを狙う場合や、当たる可能性があると踏んだ場合は、的中確率が低い車券を購入するとスリル倍増でレースが楽しめるだろう。
初心者の方は、的中する確率が高い賭式から試しに予想してみるのがおすすめだ。
各賭式についてより詳しく知る場合は、以下記事をチェック。
マークカードを手に取り、以上でご紹介した「賭式」を選択し、車番や着順を入金額とセットでマークしよう。
③投票する(車券を受け取る)
券売機に先ほど記入したマークカードと金額を入れて、発券された車券を受け取る。
ここまでできたらあとはレースを観戦するのみ。場外車券売場の中には観戦用のモニターが設置されている場所もある。スマートフォン等がなくても、その場でレースの行く末を見守ることができる。
④車券が的中したら
車券が見事的中した場合は払戻し金を受け取ろう。払戻しは、レースが行われた競輪場、もしくは場外車券売場、各施行者指定場所で可能だ。期限は原則60日以内。
なお払戻金は税制上課税対象として確定申告が必要となる場合があるため、詳しくはお近くの税務署に相談しよう。