2021年5月27日、静岡県伊豆市にある日本競輪選手養成所(JIK)の入所式が実施された。本年度入所するのは第121(男子)・122(女子)回生。男子71人、女子19人の計90人が、競輪選手となるべく約1年間の訓練を開始する。
関連記事:豪雨の中で訓練スタート、日本競輪選手養成所 (JIK)第121・122回生
自転車トラック競技日本ナショナルチームからは、中長距離より近谷涼、短距離より荒川仁、中野慎詞が入所。なお中野はネーションズカップ第2戦・香港へ出場により、帰国後の隔離期間中のため遅れて入所予定。
入所式は昨年度に続き、新型コロナウイルス感染症予防の観点から来賓及び選手候補生関係者の出席は無く、規模を縮小しての実施。
式典では、担任の教官から入所者全員の氏名が読み上げられた。
瀧澤正光所長は「ここで過ごす一年間は、将来の活躍を占う大切な時間。精進を重ね、充実した養成所生活を送ってほしい。何事にも失敗を恐れず、例え失敗をしてもその都度何かを学んで欲しい」と式辞を述べた。
滝澤正光 所長また笹部俊雄JKA会長は「JIKと改称してからの訓練成果は大幅な向上をみせている。この恵まれた環境を活かし、自分にとって正しい目標を定め、各人が切磋琢磨し競輪選手への第一歩を踏み出して欲しい」と訓示を述べた。
笹部俊雄JKA会長新入生を代表し、第121 回生から近藤圭佑、第122 回生から三谷尚子が誓いの言葉を述べて閉式した。
近藤圭佑 三谷尚子More CADENCEでは前述の近谷、荒川に加え、トラックナショナル中長距離チームで長く活動していた一丸尚伍の3候補生に話を伺った。
1/4 Page