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地区でどんな戦い方をするの?
ラインを組んだ戦い方については「KEIRINと競輪では戦い方が違う!?競輪のライン戦とは」の記事をご覧いただくとして、ここでは連携により勝利を収めたレースをご紹介しよう。
2020年の旬顔・中国ゴールデンコンビ
2020年2月の『全日本選抜競輪(GⅠ)』では中国地区の清水裕友・松浦悠士 両選手が共闘。
レースでは最終周回から先頭になった松浦が空気抵抗を受け、その番手の清水が捲って勝利。清水の初のGⅠタイトルとなった。
昨年(2019年)11月の『競輪祭(GⅠ)』、2020年3月の『ウィナーズカップ(GⅡ)』、5月の『全プロ選手権自転車競技大会記念競輪(FⅡ)』、6月の『中野カップレース(GⅢ)』にて、このコンビは毎回連携の上どちらか一方が優勝している。目が離せないコンビだ。
福島連携のKEIRINグランプリ2019
KEIRINグランプリ2019、佐藤慎太郎が最年長で初優勝・賞金1億円を獲得、脇本雄太2着・新田祐大4着/KEIRINグランプリ2019
地区とは少し異なるが、同県・福島ラインでの連携により勝利したレースが『KEIRINグランプリ2019』である。
発走直後に佐藤慎太郎が先頭誘導員の後ろを取り、佐藤が場所取りをしたところに新田祐大が入って、新田-佐藤のラインが作られた。結果は最終ストレートで一気に追い上げた佐藤が優勝。
レース終了後のインタビューで佐藤は「新田を信頼して、ただそこに付いていった」と話し、また佐藤の優勝を自分のことのように喜ぶ新田の姿が印象的なレースだった。
競輪をより面白くする「地区」。この記事を足がかりに、競輪観戦をより楽しんでいただければ幸いだ。
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