自転車競技の常識は、一般の非常識・・・かも知れない。自転車競技の世界へどっぷりと浸かっている選手や家族にとっては当たり前だが、外から見ている人たちや他の競技を取材しているメディアにとっては驚きな事がある。この企画ではそんな自転車競技の不思議について迫り、答えを求めていく。

自転車競技の「なぜ?」

どうしてなの?何故そんなことをやっているの~?第1回目は自転車トラック競技について

下半身がムキムキなのはわかる。でも上半身も必要?

なぜなぜ?の経緯

ムキムキマンと言えば、ナショナルチームなら短距離チームの選手だ。新田祐大選手や深谷知広選手は、遠くから見るとムキムキを取り越して四角い・・・というか、岩・・・岩石だ。

1/4 Finals / Men's Sprint / 2020 Track Cycling World Championships, Nitta Yudai 新田祐大

世界トップクラスのスプリンターは軒並み上半身もムッキムキ。

Jeffery Hoogland, Qualifying / Men's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP III, Hong Kong

ジェフリー・ホーフラント

答え(新田祐大選手談)

新田祐大

下半身を鍛える為なのと、パワーをしっかりと発揮するため。 下半身を鍛える為に上半身でバランスを取ったり、上半身でかなりの重量のトレーニング器具を持ち上げなければならなかったりと、力が無ければ出来ないトレーニングがあるため。 また下半身を鍛えて得たパワーを十分に発揮するには、そのパワーを自転車の推進力に繋げるために上半身の力が必要だ。車で例えるなら、下半身はエンジン、上半身はボディーに例えられる。下半身の強大なパワーを受け止め、推進力へと変える強靭なボディーが必要ということだ。

コーチがムキムキな必要ある?

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