優勝尾方インタビュー「冷静に判断して動けた」

Q:決勝戦はどのようなレース運びを考えていましたか?

捲りが得意なので、それを活かした走りができるよう考えていました。周回中の位置は5番手でしたが、中段くらいから行くのも作戦通りでした。

Q:ジャン(最終周回を告げる鐘)が過ぎて、ホームから動き出しましたが、そこは冷静に対処できましたか?

はい。いつもは焦ってしまうことが多かったのですが、今回は冷静に判断して動くことができたと思います。

Q:特に初戦の走りが良かったように感じました。

初戦は先行したいと思ってたんですが、仕掛けが遅くて捲りになってしまいました。でもしっかりカマせたので良かったと思います。

Q:コンディションはベストでしたか?

はい。

Q:所属が福岡となっているのは、どのような理由でしょうか?

ガールズがとても強い場所ですし、自分も藤田剣次さんの元につかせていただいて頑張りたいと思い、久留米を選びました。児玉碧衣選手が憧れで、目標の選手です。

Q:養成所生活を終えて、いかがでしょうか。

まだまだ脚力が、他の選手に比べたら劣っていると思っています。帰ったら久留米のガールズの選手たちともがいて、もっと鍛えていきたいです。目標は児玉選手のように、グランプリに出ること、そして優勝することです。

Q:デビューしてからはどのような走りをしていきたいと思いますか。

今年からルーキーシリーズが始まり、見ていただく機会があるので、お客さんに脚力のあるレースを見せたいです。

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