2019-2020トラックワールドカップ第3戦香港』、最終日の12月1日に男子スプリントが行われ、深谷知広2大会連続の銅メダルを獲得し自身の実力を証明した。表彰台は第2戦と全く同じ顔ぶれとなり、優勝はハリー・ラブレイセン、2位にジェフリー・ホーフラント、そして3位に深谷知広。

日本からは新田祐大河端朋之も出場し、日本勢は全員が準々決勝へ進出。チームとしての進化を見せる種目ともなった。

スプリントの勝ち上がり/ルール

予選:200mFTT(助走をつけた200mタイムトライアル/予選4位まではシードを得て自動的に2回戦へ)→1回戦→2回戦→準々決勝→準決勝→決勝/3位決定戦という形でレースが進む。

予選はタイムトライアル、その後は1対1で3周を先着した選手が勝ちあがる。2回戦までは1本先取で勝ち抜け。準々決勝からは3本勝負の2本先取制でトーナメントが行われる。

予選

出場は41人。上位28位までが1回戦へ。そして上位4位までは2回戦へシードとなる。

この種目に出場したのは日本からは3人。前回大会で日本人として14年ぶりに銅メダルを獲得した深谷知広を始め、新田祐大、そして河端朋之がエントリー。

海外勢は世界チャンピオンで今シーズンのワールドカップを全勝しているハリー・ラブレイセン(オランダ)、欧州選手権チャンピオンのジェフリー・ホーフラント(オランダ)、前回大会で深谷と銅メダル争いをしたマテウス・ルディク(ポーランド)、200mFTTで驚異世界記録、9秒1を保持するニコラス・ポール(トリニダード・トバゴ)、そしてリオオリンピックの金メダリストのジェイソン・ケニー(イギリス)など、世界のトップが顔を揃えた。

河端は全体の12番目に出走、タイムは9秒829で全体の12位。

新田は29番目に出走、タイムは9秒774で全体の7位。

そして深谷は36番目に出走し、タイムを9秒726、全体の4位。

日本勢は全員が予選を突破、そして深谷はシード権を得て直接2回戦へ進出。

予選トップはホーフラント(オランダ)でタイムは9秒513。

Jeffery Hoogland, Qualifying / Men's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP III, Hong Kong

ジェフリー・ホーフラント

予選結果公式リザルト

1回戦