10月18日に韓国・鎮川(ジンチョン)のナショナルトレーニングセンターで『アジア選手権トラック2020』大会2日目に男子エリートのケイリンが行われ、日本の脇本雄太が金メダル、新田祐大が銅メダルをそれぞれ獲得。脇本は2大会連続、自身通算4度目のアジア王者となった。

日本ケイリン、過去最強の布陣

今大会、男子エリートケイリンに挑む日本代表はまさに過去世界最強といっても過言ではない。大会前時点で日本の国別のオリンピックランキング1位。UCIの個人ランキングにおいても、1位が新田祐大、3位に脇本雄太河端朋之が11位である。

ここ数年のワールドカップや世界選手権で多くのメダルを獲得してきた日本代表選手たちは強者として見られ「アジアで勝って当然」といった空気すら漂い、これまでとは異なるプレッシャーと戦うこととなった。

しかし、何が起こるかわからないのがケイリン。最大7人でレースを行う競技は、展開次第で番狂わせの結果を迎える事もある。

1回戦、格の違いを見せる