ガールズケイリン初の通算取得賞金1億円を達成した石井寛子選手(東京・104期)が、獲得賞金の一部を豪雨や台風で被災した佐賀県と千葉県に寄付した。

石井寛子はこれまでも賞金の寄付を行っており、2017年は『ガールズグランプリ2017』の賞金の一部を宮城県石巻市、岩手県震災孤児、熊本競輪場へ、同年『ガールズケイリンコレクション「アルテミス賞」』の賞金は全額、福島県いわき市へ寄付。2018年は『ガールズケイリンフェスティバル2018』の賞金の一部を豪雨災害に遭った岡山県倉敷市と広島県呉市に寄付している。

石井寛子が通算獲得賞金1億円を突破、ガールズケイリン初

寄付の内容は以下の通り。

寄付先:佐賀県、千葉県
寄付金額:総計30万円

「プロスポーツ選手として、何ができるか」

以下、石井選手コメント。

「8月17日に名古屋競輪場で行われた『ガールズドリームレース』は、ファンのみなさんの投票で選んでいただけたから出場できたレースです。そこで優勝できたのは、いつも応援してくれるファンのみなさんのおかげでした。

8月25日の松阪競輪では、ガールズケイリン選手として初の通算取得賞金1億円突破も達成できました。1戦1戦ファンのみなさんのために頑張って走ってきた結果だと思っています。

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8月28日に佐賀県を襲った記録的豪雨で、冠水や浸水被害、土砂災害が多くありました。また、9月9日には台風15号が千葉県に上陸。電気や水道などライフラインが遮断され、大勢の人が苦しんでいる報道を見て心が痛みました。

佐賀にも千葉にも、競輪を応援してくれているファンがいます。私はプロスポーツ選手として、何ができるかを考えて、佐賀県、千葉県へ15万円ずつ寄付させていただきます。

自然災害からの1日も早い復興、復旧を願っています。」

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