ガールズグランプリ2017で優勝した石井寛子選手(東京・104期)が、同レースで獲得した賞金の一部を、宮城県石巻市、岩手県震災孤児、熊本競輪場へ寄付。優勝インタビュー時にも「一部を東日本大震災や熊本地震の被災地に寄付」と答えていた。寄付金額は300万円。

石井寛子選手は2017年8月のガールズケイリンコレクション「アルテミス賞」優勝賞金の全額も、福島県いわき市へ寄付している。

寄付先

宮城県石巻市、岩手県震災孤児、熊本競輪場

寄付金額

総計3,000,000円

恩返しの気持ちで寄付をしたいと思った

石井寛子選手のコメント

2017年のガールズグランプリは絶対に勝つと強く思い一生懸命練習に打ち込み、5回目の出場でようやく優勝することができました。

この優勝は、周りで支えてくれた人たちのおかげで、自分の力だけではないと思っています。恩返しの気持ちで、自然災害のあった場所への寄付をしたいと思いました。

2011年3月11日の東日本大震災で大きな被害のあった宮城県では私の伯母が亡くなり、岩手県でも多くの方が命を落としました。

2016年4月14、16日の熊本地震でも多くの方が亡くなり、熊本競輪場も大きな被害を受けました。熊本競輪は2014年11月に参加をして3連勝で優勝した思い出のある競輪場です。

2017年8月のいわき平競輪場でのガールズケイリンコレクション「アルテミス賞」レースで優勝できたことで、東日本大震災の被災地である福島県のいわき市へ寄付したときと同じように、ガールズグランプリを勝つことができたら、優勝賞金の一部を宮城、岩手、熊本の三県に寄付しようと思っていました。

自然災害からの一日も早い復興、復旧を願っています。