4種目目:ポイントレース

ポイントレースでは、ここまで3種目で獲得した持ち点に、レースで獲得したポイント(10周毎にポイント獲得周回があり、1着は5ポイント、2着は3ポイント、3着は2ポイント、4着は1ポイント※最終周回だけは記載のポイントが2倍獲得できる※。その他メインとなる集団を1周追い抜くと20ポイントを獲得)が加算されていく。レースはトラック80周、計20kmで争われる。

ここまで全ての種目で1位の梶原悠未は、その勢いを緩めることなく、5回目のポイント周回まで全て1着で通過。他選手の追随を許さないレースを展開していく。

5回目のポイント周回後、上野みなみ(Ciel Bleu 鹿屋)が集団を抜け出し、引き離しにかかる。

それを追いかけた鈴木奈央(JPCA)、中村妃智(日本写真判定)、梶原だが、上野と鈴木は結果的に集団に吸収され、中村と梶原の2人が逃げる形に。

中村が遅れ始めると梶原は1人で先行、そのまま集団を周回遅れにし、20ポイントを追加で獲得。

既に大量のポイントを獲得し、優勝を揺るぎないものとしていた梶原だが、ラスト3周の時に再び単独で集団を1周追い抜き、力の差を見せる。

梶原はフィニッシュを前に勝利を確信したのか、最後は笑顔となり圧倒的なレース展開で全4種目を終えた。

2019全日本オムニアム女子エリート リザルト

「強いレース」をしっかり見てもらいたかった