梶原悠未「強いレースを見てもらいたい」

1種目目はいつも通りスプリントしようと思っていました。2種目目はポイント差がはっきり数字で出るので、積極的なレース展開で勝つことを心がけました。3種目目のエリミネーションレースは人数も少なかったので、しっかり常に安全な位置にいて、1着を獲ることを心がけました。

最後のポイントレースで自分の持っている力を全て発揮することができるように、そして2ラップ(集団を2周回遅れに)するという目標も達成することができました。目標を達成して勝てたので、とても嬉しいです。

Q:勝利が確定しても、さらに攻める姿勢が印象的でした。

見てくださる、応援してくださる方がたくさんいたので、その方々に「強いレース」をしっかり見てもらいたいという気持ちがありました。
スピード、パワー、持久力、全てを兼ね備えないと勝てないのがオムニアムなので、自分の力を証明できるように、今日は力を出しきりました。

Q:今後の目標は?

まずはアジア選手権で優勝、そして世界選手権への切符を手にいれて、世界のレースでメダルを取って行けるように、強い気持ちで戦っていきたいです。

中村妃智「脚が無くてついていけなかった」

カジ(梶原選手)が強いというのはわかりきっているので「そのパワーを使いながら、どう戦うか?」を考えながら走りました。

最後、いつも(鈴木)奈央に着順で負けるってパターンをここ数回繰り返していたので、最後の着順で奈央に10点取られても大丈夫なように想定し、ずっと点差を考えながら走っていました。

Q:ポイントレースの最中は正確にポイント計算できているのでしょうか?

今回は8人だったので、男子よりはまだ頭の中でわかると思います。

今回の自分が意識していたものに限って言えば「奈央と2点差」というのと、「(上野)みなみさんと、(古山)稀絵が10点差と12点差だったので、そこはラップされてはいけない」ということでした。自分がポイント周回ごとに加算していって、ある程度(ポイント差が)離れたなっていうのは把握していました。あとは奈央とのポイント差を頭で計算してました。

Q:今回の4種目で、1番良かった種目と、1番悪かった種目を教えてください。

1番良かったのは、2位というのもあるのですが、エリミネーションです。個人的に好きな種目でもあるので、そこでポイント獲得できたのは嬉しくて、プラスのイメージを持てたなと思います。

失敗したのはポイントレースです。カジとの逃げが決まりそうだったけど、自分の脚がなくてついていけなかったので。もうトレーニングするしかないなって思いました。