5名の小集団から津石の飛び出し
その後もレースは先頭責任完了者による逃げ切り狙いと、何としても先頭責任を完了したい選手達による、細かいアタック合戦が頻繁に続く。
残り2周回に入ったところで、勝負は先頭責任を完了した北宅柊麻(松山城南)、津石、北嶋、松岡に加えて最終周回のバック側で先頭責任を完了したい橋本大和(岡山工業)の5名の争いに。
序盤から積極的に仕掛けていた岡本はこの小集団に入れず。
残り1周半でバック側から仕掛けた津石が先行し、その勢いで逃げ切り勝利を果たした。
合計で6度も先頭を通過した津石は、4分43秒680で4km速度競走大会記録を更新。これまでの記録は2010年の沖縄インターハイにおいて、同会場(沖縄県総合運動公園自転車競技場)で橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling Team)が記録した4分44秒499。