6月下旬、UCIが2020-2021シーズンからのトラック競技大会について大きな変更を発表。大会数や開催期間の変更、そして何より大きな波紋を呼んでいるのが「UCIトレードチーム」の除外だ。しかしトレードチームと聞いてもピンと来ない方は多いだろう。
そこで今回の記事では「UCIトレードチームとは何か」についてご紹介していく。
BEATやHUUB、dream SEEKER等トレードチームがワールドカップ出場除外、大会数縮小などUCIがトラック競技大会を大幅変更
UCIトレードチームとは?
UCIトレードチーム(通称トラックチーム、TT)とは、UCIトラック国際大会参加を目的とした最低3〜最大10名の選手とスタッフ1名(雇用者)から成るチームの総称である。チームは各国自転車競技連盟およびUCIに登録している事が条件となる。
また、選手に対して給料の支払いがあるチーム(プロ)と無いチーム(アマチュア)があり、チームによって異なる。
トレードチーム参加可能種目
参加可能種目一覧スプリント/ケイリン/1kmタイムトライアル/500mタイムトライアル/チームスプリント/個人パシュート/ポイントレース/スクラッチ/マディソン/チームパシュート
※オムニアムについての記載は無し※
そしてUCIトレードチームは世界選手権/各大陸選手権には出場することが出来ないことも特徴の1つだ。