「確実に近づいているという手応え」深谷知広

Q:決勝は厳しい戦いでしたね?

小さなミスがあり、ドミトリエフのような相手だと、そのミスが大きな差になってしまいますね。自分の甘さなのか、残り1周の位置取りとペダルの踏み方、仕掛けられた時の自分のペダルの踏み方の乱れなど、これからの課題になると思っています。でもやっぱりスプリントは楽しいですね。

Q:世界選手権の舞台ではないにせよ、ドミトリエフとの本気の勝負。実際、これまでよりも差が縮まったとは思いますか?

確実に近づいているという手応えは今回感じられました。

脚力・スピード・パワーというのは大きな差がないとは思います。でもやはり経験、戦術、勝ち上がっていく上でのタフさ等がまだ劣っているのかなと思います。最後の1本になっても力強い走りが出来るからこそ世界チャンピオンになれるのだなと。

Q:200mタイムトライアル(9秒635)は自己ベストが出ましたよね?その辺りはどう考えていますか?

タイムは河端選手にも負けているし、このバンクだし、最低でも日本でトップになっていないとなので、良いタイムではないと思います。

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