決勝

脇本の対戦相手は予選トップのタイムを出したヤクシェフスキ(ロシア)。

1本目

ヤクシェフスキが前、脇本が後ろでゆっくりと進むレース。

最終周回へと入るまで位置関係は変わらず、緊張感を帯びた両者が徐々にスピードを上げていく。

一気にスピードを上げた両者だが、脇本が残り半周で並びかけると最後は1車身ほどの差をつけて先着。まずは1本目を先取する。

2本目

今度は脇本が前、ヤクシェフスキが後ろとなりレースがスタートする。

ゆっくりしたペースで最初の1周を走る両者だが、ヤクシェフスキは脇本の後ろにぴったりとくっついて離れない。

最終周回に入りスピードを上げていく脇本だが、そのすぐ後ろにはヤクシェフスキ。3コーナー、4コーナーと周り内側に脇本、外にはヤクシェフスキが上がってくる。

最後は僅差のフィニッシュとなったが、脇本が見事に逃げ切り先着。この結果、決勝をストレート勝ちし、脇本が前日のケイリンに引き続きトゥーラGP2019のスプリントの栄冠を手にした。

最終結果

優勝:脇本雄太
2位:ヤクシェフスキ(ロシア)
3位:ドルンバッハ(ドイツ)

脇本雄太選手インタビュー