4種類の種目の総合成績を競うオムニアム。『2018-19トラックワールドカップ第6戦』で男子の種目には24人が出場した。今回はこれまで世界選手権のポイントレース・マディソン・チームパシュートなどでキャリア9個の金メダルを獲得しているキャメロン・マイヤー(オーストラリア)が参戦。去年の世界選手権のチームパシュートで銀メダルをとったデンマークチームのメンバーの一員であるニクラス・ラーセン、2017年のこの種目の欧州チャンピオンのベンジャミン・トマ(フランス)など実力者も顔を揃えた。日本からは橋本英也がエントリー。
第1種目:スクラッチ
トラック40周、10kmを最も速く走り抜いた選手が勝ちとなる。
ハイペースで進むレースは残り10周ほどのところでラーセン(デンマーク)が集団を1周追い抜きし、アドバンテージを得る。
その後はトマ(フランス)、ティシュコウ(ベラルーシ)、ホロウェイ(アメリカ)が集団から抜け出し、逃げ集団を形成。3人はメインとなる集団に追いつかれずフィニッシュする。
メインとなる大集団では最後のスプリントで橋本が位置を上げようとしたが、集団の先頭には出れず、この種目を11位で終えた。