最終種目:ポイントレース

3種目を終えての暫定順位は以下の通り。

1位)イムホフ(スイス)106ポイント
2位)TSISHKOU(ベラルーシ)104ポイント
3位)ベルタッソ(イタリア) 100ポイント
4位)橋本 96ポイント
5位)ボリカキス(ギリシャ)92ポイント

最終種目のポイントレースは25km、トラック100周で争われる。10周ごとにポイント獲得周回があり、それぞれ1着に5ポイント、2着に3ポイント、3着2ポイント、4着1ポイントが得られる。またメインとなる集団を頑張って1周追い抜いた場合、特別に20ポイントが加算される。ここまでの総合ポイントにレースで得たポイントが積まれて、最終的に最もポイントの多い選手がオムニアムの王者となる。

レースは決定的な逃げがなく、10周ごとにくるスプリント周回で勝敗が決した。序盤は暫定3位のベルタッソが上位陣で唯一ポイントを重ね、じわじわと暫定トップのイムホフに迫る。橋本はポイント得ることができず周回を重ねていく。

レース中盤になって動きだしたのは暫定5位のボリカキス。残り70周のスプリント周回で1着5ポイントを追加すると、残り60周では3着2ポイント、次も3着2ポイント、続いて4着1ポイントを2回と残り30周を切るまでに11ポイントを加算し、橋本のポイントを逆転して暫定4位へと上がる。逆に橋本は5位へ。

残り20周のポイント周回で、ようやく橋本が前に出て1着5ポイントを獲得し、ここからが反撃の狼煙か?と思ったところ、それ以上のアクションは起こらず。

そのままフィニッシュとなって、ポイントレースでは上位5人の中でボリカキスと橋本の順位が入れ替わり、最終結果は以下の通りとなった。

優勝:イムホフ(スイス) 113ポイント
2位:TSISHKOU 112ポイント
3位:ベルタッソ(イタリア) 108ポイント
4位:ボリカキス(ギリシャ) 103ポイント
5位:橋本英也(日本) 101ポイント