最後の最後に驚異の追い込みで『2018-19トラックワールドカップ第5戦』男子ケイリンにて、自身初の個人種目でのメダルを獲得した新田祐大。そのレースで彼は何を考えていたのか。個人種目で初めてメダルを獲得した喜びの声、そして今後の課題を探る。

あの場に立ちたいという想い

Q:おめでとうございます

ありがとうございます

Q:ここまで長かったかと思いますが、今の気持ちは?

色んな人たちの表彰式を観にいって、あの場に立ちたいという想いをずっと持っていました。今回、結果に出すことが出来て本当に嬉しいです。

Q:今日の走りはご自身の感触はどうでしたか?

予選と準決勝はかなり積極的に動けたと思いますし、積極的に動くことを意識して戦うことができたと思います。今回ジェイソン・ニブレットアシスタントコーチ(以下ジェイソンコーチ)がいろいろなアドバイスをくれていて、そのアドバイスがためになった部分もあります。

Final / Men's Keirin / Track Cycling World Cup V / Cambridge, New Zealand

ただ、前回のアジア選手権で後方に置かれてしまうようなレースをしていて、ブノワヘッドコーチと、もっと積極的に動くことを意識して戦わないとメダルには届かないと話しをしていました。僕自身、これまでの結果にはずっと歯痒い部分があり、今回こそはとメダルを意識していました。でも一番のポイントは積極的に動きたいと思っていた気持ち、それがこのメダルに繋がったのだと思っています。

秘策がある