8月28日、玉野競輪場で行われた11R A級決勝で三神遼矢(福島・127期)が1着。7月の和歌山、8月の川崎に続く3場所連続完全優勝を達成し、S級2班への特別昇級を決めた。トラック自転車競技の日本ナショナルチームにも所属する有望株がS級への扉を開いた。

三神遼矢選手のS級2班特別昇級について | KEIRIN.JP

特別昇級とは?

競輪選手は6つの階級に区別されており、デビュー後すぐの選手はA級3班*。通常であれば半年ごとに次の期の級班が決められるが、「3開催連続」で「完全優勝(3日間の開催で毎日1着)」を成し遂げると、半年の区切りを待たずに昇級・昇班することができる。

三神は2026年3月の小倉競輪にてA級2班への特別昇班を決め、約半年でS級へ昇級することになった。

「特昇ってナニ?」競輪の特別昇級・特別昇班とは

※男子のみ。女子はL級1班しかないため、級班の変動はない。

リーチで迎えた決勝レースも快勝

残り1周半の打鐘のタイミングで3番手につける三神は、前をいく2人から車間を空けながらラスト1周へ。

後方より仕掛けてきた養成所同期の藤田楓(127期・岡山)に合わせて、前方へ進出し始めると早々に1人抜け出して先頭へ。

最終ストレートで藤田が迫ってくるものの、振り切って1着でフィニッシュラインを通過。見事に勝利を掴み、S級への特別昇級を決めた。

127期で4人目となるS級へ

三神は2002年1月5日生まれ、福島県所属の127期。トラック自転車競技の日本ナショナルチームに所属し、競技の舞台でも世界を見据える。日本競輪選手養成所では在所成績2位。ゴールデンキャップを多数輩出した127期の中でも、卒業記念レースを優勝するなど、デビュー前から注目されてきた。

127期では市田龍生都(福井)、丸山留依(静岡)、猿樂楓樹(岡山)に続いて4人目のS級への特別昇級となった。

ナショナルチームの一員として世界を目指す一方、競輪ではさらに上のステージで戦うことになった三神。その走りと成長に今後も注目だ。

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