成長過程だからこそ、世界タイトルを目指す
Q:とはいえ選手たちも食い扶持を稼がないといけないと思うのですが、イギリスチームの選手たちはどうやって生活しているのでしょうか?
オリンピックを目指しているとはいえ、世界選手権での判断になります。判断は2年に1回。3つのレイヤーに分かれていて、世界選手権でメダルを獲るとトップレイヤー、トップ6に入ると第2レイヤー、そしてそこに入れなければ競技を続けるだけの最低賃金がもらえる第3レイヤーとなります。ですので、チームに所属していると最低限は保障される形です。さらに世界選手権やオリンピックでの成績によってボーナスもあります。
でも他国ではこれだけのサポートが無いことは知っているので、僕らは恵まれていると思います。1年ダメな年があっても次に挽回できるシステムですし、僕も2020年に1年間競技を断念しましたが、それでもサポートは受けられました。こうして話していると国によってサポートのシステムが異なりますが、1番違うのは日本だと思っていますよ(笑)
Q:では今年の世界選手権もそんなに力はいれない?
毎年どんどん力をつけているので、正直世界タイトルを狙いにいきたいです。オランダが倒すべき相手ですよね。ただ、僕らはまだ若いチームで、毎年選手個人の自己ベストを記録していて、まだ成長過程にあります。だから今年は勝ちに行くレースになると思います。個人的には1kmタイムトライアルも狙いに行く予定です。
Q:1kmタイムトライアル…痛みは好きですか?
痛みとメダルを天秤にかけるならば、痛みは軽い物だと思いますよ(笑)メダルを獲れなかった時の痛みは相当ですが(笑)
Q:日本に話を戻すと、滞在期間中に行きたい場所などはありますか?
ダイビングライセンスを取得したいので沖縄には行きたいですね。伊豆の周辺でもたくさんダイビングできる場所があるみたいですし。あと佐藤慎太郎さんが沖縄でトレーニングしていますよね?だから行ってみたいと思っています。
あとは鎌倉。鎌倉のクールな映像を最近たくさん見ます。あと行きたい場所ではないですが、競輪場のカレーライスは楽しみです。卵3つ(笑)毎日食べたいんですよ。イギリスに帰ってからも自宅で作っていましたが、どうしてもカレーが同じ味にならないんです。
Q:イギリスってカレーが国民食になっていると聞いたことがあります。
最近流行っていますよ!カツカレーはとても。あとは日本にある温泉とサウナも帰ってから試しましたが、これも違う…やはり本場じゃないと…。
Q:なんの話なんでしょうね(笑)そろそろ終わりにしましょうか。
(全部日本語)ありがとうございます。今後も応援よろしくお願いします。
「競輪ワールドシリーズ」とは?
1982年より「国際競輪」としてスタート、2009年より「短期登録制度」として行われていたた外国人選手招聘レース。新型コロナウイルス感染症の影響などもあり2020年度以降中断されていたが、7年の時を経て復活する。
2026年6月より実施
「競輪ワールドシリーズ」として、2026年6月から8月にかけて10節が実施される予定の外国人選手招聘レース。男女それぞれ3名ずつが招聘され、男子は「G3又はF1」、女子は「F1」に出場することとなる。
2026年8月6日(木)〜9日(日)にかけては和歌山競輪場にて「ワールドサイクリスト支援競輪」が開催。女子選手はこの開催内で単発レースが行われる予定。
招聘選手一覧:
ハリー・ラブレイセン
マシュー・リチャードソン
ジョセフ・トルーマン
ヘティ・ファンデルワウ
マチルド・グロ
エレセ・アンドルーズ