「競輪ワールドシリーズ(外国人選手招聘レース)2026」その参加選手たちは既に以前の記事でお伝えしたが、世界が驚く豪華な選手たちが日本にやってきて、現在「競輪」を走るために来日し、準備をしている。
More CADENCEは、今後徹底的にこのシリーズを取材していく予定。今回は来日の様子をレポートしていく。
3月22日成田空港 荷物多し
WELKOM!と掲げたボードで世界最高のスプリンターたちを迎えた我々一同。どんな感じでくるのだろうかとワクワクしていたところ、一目で分かる荷物で現れたハリー・ラブレイセンとヘティ・ファンデルワウ。どちらもオランダ出身の金メダル量産スプリンター。
荷物も多いはず。なぜなら世界選手権獲得メダル数は金メダルだけで20個(‼‼)というラブレイセン、オリンピックの金メダルは5個もある。そしてファンデルワウは去年の世界選手権で金メダルを3つ獲得している。金メダルだけで28個もあるため、その荷物が大きくなることは仕方がないことなのだろう。
Q:たくさん荷物がありますね
ラブレイセン:自転車だけで3台あるからね
メダルではなく、自転車があるから荷物がたくさんなのか!やはり世界は違う・・・・・と最初からびっくりさせられた取材陣。
日本といえば、SUPER MARIO BROTHERS!
昨今の世界情勢もあり、14時間のロングフライトが到着したばかりではあったが、日本に到着したらやはり日本流の写真が欲しい!ということでラブレイセンとファンデルワウに相談したところ
「写真?良いよ!」と二つ返事であっさり承諾。もちろん事前に相談はしていたのだが、人柄が表れる対応に感謝しつつ、真面目に成田空港の観光コーナーでSUPER MARIO BROTHERSの格好で写真を撮っていく。
そして実は、この二人が到着する前にマシュー・リチャードソン(イギリス)とエレセ・アンドルーズ(ニュージーランド)の2人にも同じことを慣行。ウェルカム・トゥー・ジャパン!
日本競輪選手養成所(JIK)での学習が始まる
翌日からスタートしたのはJIKでの講習会。日本の競輪を走るため、短期登録選手制度の資格を取得する必要がある選手たち。勉強の内容は多岐にわたり、競輪場に入ってからの流れ、やらなければならないこと、暗黙の了解で行われている文化的ルールの熟知、走行のルールなど、とても多くの情報をインプットしなければならない。
ちょっと理解が深いというか、やはり全員をリードするのはジョセフ・トゥルーマン。過去に来日して走っていたこともあり、皆がもつ謎を解いていく姿には”頼もしいお兄さん”感がある。
講義ではマシュー・リチャードソンが何度も手を上げて質問を繰り返していたが、やはり気になるところはたくさんあるようだった。
左:ファンデルワウ 右:リチャードソン
ブリヂストンの鉄フレーム
学習の初日には自分たちのトラックバイクの組み立てから、支給された競輪用の鉄フレームバイク(男子のみ鉄フレーム:ブリヂストン製)のフィッティングなども行われた。選手個人個人がこだわりぬいたセッティングになっているため、その辺りの紹介も後日記事にてお届けしたい。普段カーボンに乗っている選手にとっての鉄フレームは別の乗り物。過去のトゥルーマンに取材した時には「グニャグニャ」とポツリ。走行の良し悪しに関係してくるのだろうか?
ハリー・ラブレイセン用
ジョセフ・トゥルーマン用
まずは試験に合格を目指す
今回の来日の目的は競輪選手として走るために必要となる「選手資格検定」を合格すること。7年の時を経て再始動する外国人選手の招へいレース「競輪ワールドシリーズ2026」。More CADENCEではその行方を追っていくので、今後の記事も楽しみにしてもらいたい。
全員で競輪ポーズ!
