2025年9月12日から9月15日にかけて、福井競輪場で行われた『第41回共同通信社杯(G2)』。

自転車トラック競技日本ナショナルチームメンバーは太田海也、中野慎詞、小原佑太が出場。
太田海也はビッグレース4連続で決勝へと進出するも、落車のアクシデントもあり8着(再入)となった。太田は病院に搬送され右肩ほか3箇所の打撲と診断されたが、レース直後に「体は大丈夫」というコメントを残している。

この記事では、選手たちの各日の着と、開催を終えての中野慎詞のコメントをお伝えする。
太田が出場した決勝のレースレポートは、こちらの記事からご覧いただきたい。

太田海也

太田海也, 共同通信社杯競輪, 決勝, 福井競輪場
日付 1日目(12日) 2日目(13日) 3日目(14日) 4日目(15日)
レース区分 11R 一次予選 10R 二次予選A 9R 準決勝A 11R 決勝
レース結果 1着 4着 1着 -着

中野慎詞

日付 1日目(12日) 2日目(13日) 3日目(14日) 4日目(15日)
レース区分 9R 一次予選 7R 二次予選B 12R 準決勝 10R 特秀
レース結果 3着 2着 4着 -着

小原佑太

日付 1日目(12日) 2日目(13日) 3日目(14日) 4日目(15日)
レース区分 8R 一次予選 6R 二次予選B 7R 特選 3R 選抜
レース結果 4着 7着 9着 4着

中野慎詞「細かい部分が大きな差に」

Q:4日間、振り返ってみていかがでしょうか?

良いレースも悪いレースも、という開催でした。準決勝に関しては、あの展開で残せなかったのは悔しいですね。

Q:最近の開催では、準決勝がひとつ壁のようになってしまっています。

その通りだと思います。特にG2では、前回の『サマーナイトフェスティバル』も準決勝で4着敗退でした。

Q:具体的に「ここを変えれば、進化させれば」というポイントはありますか?

たとえば今回の準決勝でいえば、残り1周半から仕掛けていって、先頭に出る時に福永(大智)さんの牽制をまともに受けてしまった。あそこで一発で行き切れれば、また違った結果になったと思います。ちょっとした部分かもしれませんが、そういったところが結果として大きな差になってしまっている。しっかりと先を予測をしながらレースを進めなくてはならないと思います。

Q:来月には、世界選手権が控えています。

そうですね。今開催は悔しい結果となってしまいましたが、しっかりと切り替えて、世界選手権での金メダルということにフォーカスしてやっていきます。

デビュー23年目・南修二が初のビッグレース制覇 『共同通信社杯競輪(G2)』決勝/9月15日 福井競輪場

【競輪賞金ランキング】9000万円台にジャンプアップした南修二は“GP安全圏”?『共同通信社杯競輪(G2)』終了時点の順位