「全日本プロ選手権自転車競技大会」(通称「全プロ」)への出場資格を獲得するため、競輪選手が参加するトラック競技大会「地区プロ選手権」。
10月から全国8地区で開催される大会の各日程が発表された。
地区プロとは?
プロ競輪選手による自転車トラック競技の大会「全プロ」への出場権をかけて、地区ごとに開催される「地区プロ」。普段は「競輪」という公営競技の世界でしのぎを削る競輪選手たちが、本気で自転車競技に取り組む大会だ。
正式種目は、スプリント、ケイリン、1㎞TT、4㎞個人パシュート、エリミネーション、チームスプリント、4㎞チームパシュートの全7種目。
いわゆる“本業”の競輪とは異なるものではあるが、『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)』では全プロでの成績が選考基準に含まれているため、参加選手の意欲は高いものとなっている。
2025年度地区プロ大会 開催日程
北日本・関東・南関東・中部・近畿・中国・四国・九州の8地区で開催される地区プロの各開催日程と会場は下記の通りだ。
地区 | 開催日 | 開催場 |
北日本 | 10月16日(木)・17日(金) | 函館 |
関東 | 11月12日(水) | 前橋 |
南関東 | 10月7日(火) | 川崎 |
中部 | 11月28日(金) | 四日市 |
近畿 | 10月28日(火) | 奈良 |
中国 | 10月16日(木) | 防府 |
四国 | 10月7日(火) | 高知 |
九州 | 11月30日(日) | 小倉 |
競輪よりも機材の選択肢も増え、普段と違う種目を走る競輪選手の姿を見られる地区プロ。
普段応援している選手らがトラック競技ではどんな姿を見せてくれるのか、ご注目いただきたい。
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