2025年1月に競輪選手としてデビューした市田龍生都(福井・127期)が、2025年4月25日からの函館競輪場(F2・ミッドナイト)開催にて3日間連続1着となり、3場所連続完全優勝を達成。
4月28日付で、A級2班に特別昇班することが決定した。
史上5人目の養成所早期卒業、ナショナルチームでも活躍
市田佳寿浩元選手を父に持ち、全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)では3冠を2年連続達成するなど華々しい実績を携え日本競輪選手養成所に127回生として入所、史上5人目となる早期卒業を成し遂げた市田龍生都。
自転車トラック競技ナショナルチーム(アカデミー)の一員としても活躍しており、先日開催された『香港インターナショナルトラックカップ I / II』ではチームスプリントで金、スプリントで銅メダルを獲得した。
病気欠場を挟み3場所連続完全優勝
1月のデビュー2場所目で初黒星を喫し、3月には病気欠場を挟むなどアクシデントもあったが、“特昇リーチ”の状態でスタートした函館開催。
初日・2日目と連続で1着となり迎えた最終日決勝、市田は5番手から残り半周で進出を開始すると直線の入り口で前を捕え、外から伸びてきた中島淳(埼玉・125期)の追撃を振り切って1着でゴール。A級2班への特別昇班を手にした。
現時点では5月5日からの川崎開催(F2)への出場が決定しているほか、5月末に伊豆ベロドロームで実施される競技の大会『ジャパントラックカップ』への登場も見込まれる市田龍生都。今後の活躍にもご注目いただきたい。