9月8日に『全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(全日本選手権トラック)』の初日が行われ、男子ケイリンで渡邉一成(JPCA)が優勝。自身4度目の日本王者の座を勝ち取った。

決勝ではアジア大会で好成績を収めた新田祐大Dream Seeker)、深谷知広(同)、脇本雄太(JPCA)、雨谷一樹(同)、渡邉一成というナショナルチーム所属の競輪選手陣が勢揃い。そこへ唯一、大学生の200mフライングタイムトライアル記録保持者荒川仁(明治大学)が出走。

スタート後、ペーサーの後ろには脇本雄太、荒川仁、深谷知広、渡邉一成、雨谷一樹、新田祐大の順で並ぶ。

ペーサー退避直後に新田が先頭に出る。そして新田の交わして更に前に雨谷が出て徐々にスピードが上がっていく。

最終周回のバックストレートで渡邉が外から雨谷を交わし、新田、脇本の後続を振り切ってフィニッシュした。

優勝は渡邉一成、2位が脇本雄太、3位が新田祐大という最終結果となった。

7-12位決定戦は中野慎詞(早稲田大学)がナショナルチームの板倉玄京(明治大学)を抑えて1着。3着は東矢圭吾(中央大学)。

チャンピオンジャージを着て世界と戦う